佐用町昆虫館オフィシャルブログ


by konchukan1
こども☆ひかりプロジェクト『ミュージアムキッズ!全国フェア』

 9月1日・2日の二日間、京都市勧業館(みやこメッセ)で、こどもひかりプロジェクト主催『ミュージアムキッズ!全国フェア』がおこなわました。北海道から沖縄まで80を超えるミュージアム・団体が43のワークショップを展開。わたしたち こどもとむしの会、佐用町昆虫館も、「関西昆虫館連合(!)」として参加してきました。佐用のほかには橿原市昆虫館と箕面公園昆虫館が伊丹市昆虫館が参加。4昆虫館とこどもとむしの会の学生テネラルのメンバーが総力を挙げておこなった「スーパーむしむしたいけん」です。

仙台(2016)、熊本(2017)と被災地でひらかれてきた「ミュージアムキッズ!全国フェア」ですが、今回は京都。これには訳があります。2019年9月に国際博物館会議(ICOM )大会が日本で初めて京都で開催されます。そのプレイベントとして京都市からこどもひかりにお声がかかったのです。
「こども☆ひかりプロジェクト」は全国のミュージアムが、被災地の子どもたちを応援するために集まったもの。2012年6月。仙台でひらかれた「こども☆ひかりフェスティバル」(こどもとむしの会も初回から参加!)以来、東北各地へ行き、昨年からは熊本にも足を運ぶようになりました。
 あれから7年目の2018年。京都市が『全国フェア』を呼んでくれたことは、こどもひかりの活動が『京都発、全国の子どもたちへ』とのサブタイトルが語るように、被災地支援だけでなく日本中の子どもたちに「たいけん」を届けようとしていることが社会に認知されたのだと思います。
今回の京都は、2年前の仙台よりたくさんの方が来場する予感。どんな2日間になるのでしょうか?


 
1日の朝から、準備が始まりました。今回は「スーパー」がついたむしむしたいけん。3つのカヤを張るのでスタッフはいつもの3倍!この日のために集まりました!


 いつもの昆虫タペストリーを掛け、幟を挙げて、蚊帳も虫たちも準備万端です。 
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 1日目の開場は正午。11時過ぎには、会場前には長蛇の列ができていました。北海道から沖縄まで、たくさんの博物館が集うフェアです。あらかじめ、京都市内の小学校にチラシを配布していた成果もあるでしょう。
 正午の開場と同時に、たくさんのこどもたちがお目当てのブースに走ります。
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 スーパーむしむし体験のブースも、あれよと言う間に満員御礼。どの子も瞳が輝いています。お父さん、お母さんは写真撮影に大忙し。スタッフも、写真のポーズを指導(?)します。
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みんな、虫を見る目が真剣です。将来はいい虫屋になるかも(104.png )。

  
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ブース前には、常時20人以上の人だかりができていました。スタッフは、お昼ご飯を食べる暇もないほど大忙しです。
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お目当ての虫を手に、ハイポーズ! 初日の一番人気はイモリ君たち。二番人気はタガメ君と、水の生き物が大人気でした。



 今回、蚊帳は3張り。箕面昆虫館の中峰さん出店のカマキリの蚊帳には、オオカマキリやハラビロカマキリの他に、メダマカレハカマキリもいて、恐々ながら勇気を出して入る子もたくさんいました。そして橿原市昆虫館の中谷さん、蝶の蚊帳を出店。オオゴマダラやツマムラサキマダラが優雅に飛びます。
 わが佐用町昆虫館は、トンボとバッタの蚊帳。オニヤンマやウスバキトンボ、トノサマバッタやショウリョウバッタなど、身近な虫が人気です。
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こちらは、箕面公園昆虫館の中峰さんのカマキリのカヤの中です。頭にのせたり、お洋服を歩かせたり・・・
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ちょっと緊張 (#^^#)


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オオゴマダラの「もぐもぐタイム」。見つめるこどもたちの目が、真剣です。



 1・2日目を合わせて、たぶん2000人以上が「スーパーむしむし体験」のブースを訪ねてくれました。中には2日とも来てくれたリピーターの子や、蚊帳虫を差し入れてくれた子、自分の標本を持ってきてくれた子、1日の何度も来てくれた子などなど、こどもたちの「むし愛」がビシビシと伝わってくる2日間でした。
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 最後にスタッフみんなで記念撮影。



こちら ↓ は「こどもひかりプロジェクト」のHPです。当日の会場の様子やワークショップの内容がご覧になれます。






# by konchukan1 | 2018-09-04 21:53 | いどうこんちゅうかん | Comments(2)

9月2日(日)の昆虫館

2018年9月2日(日) 晴れ

一日館長:八田康弘 サブ館長:岡田浩資

来館者30名

夏休み最後の日曜日、おそらく宿題の追い込みで来館者は少ないかもと思っていましたが
予想通りとなりました。

今年新入りのスズムシが鳴くなか、名前通り白青花のスズムシバナが盛りでした。

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近畿以西に分布するこの花は結構、貴重種みたいです。

来館者の家族を見ていると昆虫観察も面白いですが心が和むことがよくあります。

今日はお兄ちゃんは全く虫がさわれませんが
弟は積極的に触る兄弟

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お母さんを脅かす男の子

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子供と一緒にお絵かきに夢中なお母さん
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そんな姿が見られました。

岡田さんは次年度のカブトムシ飼育に向けてマット購入の手はずをされていました。

今日の昆虫館には、サカハチチョウがたくさんやって来ていました。

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またセセリチョウが3種(ダイミョウセセリ、オオチャバネセセリ、ヒメキマダラセセリ)

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ジャコウアゲハ、タカネトンボ、コミスジ、オオフタオビドロバチなどを見かけました。
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スミナガシの幼虫は少なくなっていますがアオバセセリの幼虫が顔を覗かせていました。
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(報告:八田康弘)


# by konchukan1 | 2018-09-02 20:54 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)

9月1日(土)の昆虫館




2018年9月1日(土)の昆虫館


一日館長:齊藤泰彦  サブ館長:野村智範  応援:末宗安之

来館記載者:37名  天候:雨のち曇り

9月になりました。昆虫館の開館は今年あと2か月です。

これから2か月の間、秋の昆虫館がお楽しみいただけます。

皆さまどうぞ佐用町昆虫館においでください。


朝、昆虫館に到着し開館準備をしていると、ラボの上のほうの隅っこで

何やら動くものの気配が。

可愛いヤモリがラボに侵入していました。

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夏休みも終わりを迎え、天候も悪く来館者も少ない一日でした。

エアコンが利いた館内は少し寒く感じるほどでしたが、雨が止むと

待っていたかのように外ではミンミンゼミの合唱が始まりました。



8月お盆の頃に産卵したスミナガシの幼虫を探しましたが、なかなか見つかりません。

食樹のミヤマハハソ、アワブキには食痕がたくさん見られるのですが

肝心の幼虫が見つかりません。

やっと1匹だけ見つかりました。

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ほかの幼虫は、どうやら天敵に襲われてしまったようです。

同じくジャコウアゲハの幼虫もたくさんいたのですが、3匹しか確認できませんでした。

厳しい自然界の弱肉強食の掟。仕方ありません。

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館内には秋の花がいろいろ咲いています。

赤い花、白い花、黄色い花、薄紫の花。
きれいです。

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網舎のまわりでトゲナナフシを4匹捕まえました。

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ナナフシモドキがいなくなってしまったので展示用水槽に入れました。

きっと産卵してくれるでしょう。

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来年の春への楽しみが、1つ増えました。


(報告:齋藤泰彦)




# by konchukan1 | 2018-09-02 15:40 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)