佐用町昆虫館オフィシャルブログ


by konchukan1

9月22~23日「AWAJI むしむしキャンプ と テント泊 」~ 国立淡路青少年交流の家 2018 ~

2014年の「うずしおフェスティバル」から数えると 今年で5年目の国立淡路青少年交流の家です。
今年は『むしむしキャンプとテント泊』。参加者 全員がテントに泊まって虫採りをする!というチャレンジ色の強い企画です。どんなご家族が来て下さるのでしょう?


怪しい雲行きですが、天気予報では午後から晴れ!
どんな2日間になるのか、期待と不安でドキドキしながら明石大橋を渡ります。
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南あわじの吹上浜にある国立淡路青少年交流の家に着いたころにはピカピカのお天気!
日ごろの行いのいい ご家族が集まってくださったのでしょう! いいことがいっぱい起こりそうな予感!

13時。会場の野外炊飯場に集まってオリエンテーション開始です。職員とボランティアのみなさんの自己紹介場面ですね。
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その後は、むしむしスタッフによる虫の採り方講座です。うまくキャッチできるでしょうか?
虫をつかまえた後、アミからかごに入れるところが子どもたちには難しいみたいです。コツとワザをよ~く見ておいてくださいね。
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さあ、虫採りをはじめましょう!
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ブッシュに入っていくと、ビックリした大きなトノサマバッタやショウリョウバッタが飛び出してきます。太陽の強い光が当たって、ハネがキラキラ光ります。どこに降りたか よ~く見て つかまえよう!

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バッタやトンボ・・・セスジスズメの幼虫も。つぎつぎ採ってきてくれます。
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採ってきた虫は、シールバックに入れて、自分の名前を書きます。

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種名を書いてもらって、仲間ごとにぶら下げていきます。たくさん集まってきましたね!


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吹上浜にも出てみましょう! 昨日の雨で砂は湿っていました。

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どんどん採ってきます!今年は大漁!いやいや大量?! 一緒に虫採りするヒマもありません。




虫はいっぱい採れたし、夜に備えて『テント泊に挑戦!』です。テントを張ってみましょう!
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テントを張り終え、夕食をすませたら、きれいな夕焼けがひろがっていました。



20時。お風呂も入って 眠る準備OKのパジャマ姿の子どもたちがたくさんいましたが、これからが夜のプログラムのはじまりです! ナイトハイク(吹上浜で寝転んでみよう!)・灯火採集・望遠鏡で月の観察と盛りだくさんです。暗いだけでもわくわくです!
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どんな虫が集まってくるのでしょうか?

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久保さんの指導で、交流の家の望遠鏡を使って 月や土星の観察です。 虫は見えなかったけど、月のクレーターがくっきり!土星の輪っかもはっきり見えてびっくりの子どもたち!

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夜になるとごそごそ出てくる虫。灯火に集まる虫。どんどん採ってきてくれます。





21時。明日に備えて、子どもたちとは「おやすみなさ~~い!」「またあしたね!」
その後は保護者交流会です。大人同士でゆっくりおしゃべりする時間が持たれたのは初めてでした。
何組もの方が昨年も来ておられたことに気はついていましたが、南あわじからの3人のママさんたちは「今年で4回目!」とおっしゃるじゃないですか!すごいすごい!
2015年・2016年の2年は「親子ちゃれんじ むしとり&テント泊」というキャンプの初日午後の『むしとり名人になってみよう!』というプログラムだけをむしの会で担当。日帰りでした。 昨年からは、私たちもお泊りのある『むしむしキャンプ』になりました。その最初のキャンプから来てくださっている方がいらっしゃるのですね! びっくり~~! うれしい驚きです。あの時大学生だった池田くんが、去年からは講師として参加。これも喜ばしいことです!
お父さん方からは、最近の虫好き事情や昆虫食。花づくりと害虫。いろいろな話題が出てきました。パパたちの一番の関心は「虫好きの子どもをどう伸ばしていけばいいのか」なのでしょう。テネラルの学生たちの話を真剣に聞いておられました。

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23日。あさ~~!
みなさんよく眠れましたでしょうか?

朝食後にテント撤収。
9時半からは「むしのおえかき」です。昨日採った虫の中で「これがいちばん!」と思えるものをじっくり観察してスケッチします。
パパもママも、たまにはおえかきもいいでしょう? 家族みんなで虫を描きます。クレヨンで描くととっても楽しい絵ができあがります。
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みんないい顔しながら描いてます。描いてたらテントウムシにほんもののアオモンイトトンボが飛んできたよ!(見えるかな?)
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だれの顔かな? バッタさん?「ぐるぐるぐるぐるむしさんとんだよ。みてみて~」と絵を持って来てくれます。画用紙いっぱいあるからいっぱい描いてね~~!

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おえかきがすんだ子たちはまたむし採りです。今日はアリジゴク探し!
昨年、池田くんが松の木の下でせっせとアリジゴク探しをしていたら、わらわらと子どもたちが集まってきて、コカスリウスバカゲロウやリュウキュウホシウスバカゲロウをたくさんの子どもが夢中で探し始めた現象がありました。
そして今年。去年の流れを受けて、自然と子どもたちがアリジゴクを求め、探し始めるという動きがあったのがおもしろかったです。
昨年からのリピーターが一定数いたことで起こった、歴史の積もりを感じさせる出来事でした。大人が夢中で虫採りをする姿が、子どもたちの新しい関心を呼び起こすのだなぁと …。(奥井さんより)
私も、1日目(22日)の虫採りの時に「アリジゴク採りしようよ!」と男の子に声をかけられたのですが、こたろう君のパパに「雨のあとだから、もう少し地面が乾いてからのほうがいいよ。」と言われ「じゃ、明日採ろうね!」と約束しました。浜でビッグなオオウスバカゲロウのアリジゴクを脇村くんが採って来てくれました。  
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すり鉢状の落とし穴を作らないオオウスバカゲロウの幼虫のアリジゴクです。バックしながらしゃっしゃっしゃ!と砂の中にもぐる姿がかわいいです。
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11時半。そろそろ『むしむしキャンプ』も終わりが近づいてきました。山下さんが、子どもたちから2日間の感想を聞いてくださいました。
「鬼ごっこが楽しかった」「リーダーといっぱい遊べた」「バッタがいっぱい採れた」「トンボはじめて採った」という中に「カメムシがくさかった」という子がいてみんな爆笑! 灯火採集に種々のカメムシが来ていて、それがくさかったのです。
今年も、たのしい『むしむしキャンプ」になりました。続けていくことの大切さも再認識。このキャンプのいいところは、それぞれのご家族がそれぞれのペースで楽しめることだと思います。テント泊だというのにベビーカーのちびちゃん連れで来られた方がいて、若いパパママのパワフルさを感じました。波の音と虫の声。本当にいいところです。


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今回、みんなで採った虫は、全部で70種。それにクモ・ダンゴムシ・ムカデ・カナヘビ・カエル・アカミミガメ・アカテガニ・カタツムリ・アゴハゼ・まつぼっくりなどを加えると、83種が確認できました。
個体数で言うと30匹以上採れたのは、ウスバキトンボ・ショウリョウバッタ・マダラバッタ・トノサマバッタでした。
昨年の53種を超えたのは、リピーターのみなさんが少し離れた池や畑の方まで遠征に行かれたからかもしれません。灯火採集で蛾の仲間が少なかったのは月齢が高かったから?(月の観察はしっかりできました!)次回は新月の頃に企画したいです。だれも採っていなかったけどハアリがたくさん来ていました。



交流の家の山下さん。ボランティアスタッフのみなさん。今年もお世話になりました。
ありがとうございました。

参加してくださったみなさま。ぜひ来年もまたここでお会いしたいです。




参加者: 31家族 97人(男の子 40人 女の子 11人 / おとな 46人) 
交流の家スタッフ:11人(学生ボランティア6人) 
こどもとむしの会スタッフ : 久保弘幸・池田大(三田市有馬富士自然学習センター)・奥井かおり(三田市有馬富士自然学習センター)・室崎隆春・中本南・脇村涼太郎・松岡想・吉岡朋子【報告:吉岡】




by konchukan1 | 2018-09-30 17:55 | いどうこんちゅうかん | Comments(0)