佐用町昆虫館オフィシャルブログ


by konchukan1

4月30日 ムシのお話5つ星レストラン 2017

講演会と昆虫たいけん
f0177529_15181175.jpg
4月30日「第5回 ムシのプロがこどもたちに熱く語る ムシのお話5つ星レストラン」が、今年も神戸大学瀧川記念学術交流会館で開催されました。
上の写真のセミ凧は、赤松の郷昆虫文化館のコレクションからの展示です。おもしろいデザインに写真を撮る方もたくさんいらっしゃいました。


f0177529_15222095.jpg
講演会のトップは橋本佳明先生(人と自然の博物館/兵庫県立大学)の「アリに化けるクモのお話」です。
橋本先生はユーモアたっぷり。研究の苦労話もすごい!
日本にいるアリの種類は294種類。兵庫県だけでも66種類! 日本全土にいるアリグモは6種類。「庭にもいる!?」 さっそく「アリグモさがしに行くでー。」と、部屋を出る子どもたち。見つかったかな?

f0177529_15261159.jpg
熱心にお話を聞く小学生~中学生と、50年以上前に小学生だったみなさんで会場はこのとおりいっぱい。
毎回、100名を越える参加者であふれました。


f0177529_9473675.jpg

f0177529_15281443.jpg
「マユってなんだ?―不思議なマユ物語」をお話しいただいたのは三田村敏正先生(福島県農業総合センター)です。お話のあとに、はるばる福島から持ってきてくださったマユが・・・いっぱい!箱から出てくる!出てくる!これは何のマユ? ぴょんぴょん動くマユ、金色のマユ・・・マユっておもしろかったんだ!
参加者おひとりおひとりにマユのプレゼントも。終わった後も、みなさん興味を持たれて集まり、三田村先生の説明が続きました。

f0177529_17344225.jpg
神戸大学理学部の佐倉緑先生のお話は「ミツバチが花を見つける方法」です。
ヒトは「赤・青・緑」の色を見分けられるけど、ミツバチは「青・緑・紫外」。8の字ダンスや円ダンス、ミツバチは自分の飛んだ方向や距離を覚えている!! 佐倉先生はわかりやすい図で説明してくださいました。やっぱりミツバチはすごい!!


そのころ1階のロビーでは・・・
f0177529_15323321.jpg
会員の加茂隆弘さんの「バランス蝶の工作」コーナーや、名古屋の高校生 石川 進一朗くんの昆虫きりがみ細工のコーナが小さな子どもたちに大人気!「ことしは なんだか 人が多いぞ!」と左端のセミ凧(赤松の郷 昆虫文化館より移動展示)がつぶやいてます。
f0177529_1551449.jpg
  左側が加茂さんのバランス蝶。       右側は石川くんのきりがみ昆虫の作品です!
f0177529_1611419.jpg
「こどもたちにもきりがみのたのしさを!」 子どもたちが自分でも切ることができるようにと、石川くんはきりがみキットをたくさん作って来てくれました。それでもすぐに Sold out! キットを作りながら切り方を教えてくれていました。アシスタント(?)の石川くんのお母さまも大活躍でした。
f0177529_16313458.jpg
会場をにぎやかにしてくれている虫の壁画は、神戸市立桃山台児童館学童保育クラブの子どもたち(小1~3)の作品です。昨年11月のこどもとむしの会のプログラム「むしのおえかき」で、昆虫標本を各自手に取ってしっかり観察して描いてくれました。「上手だね~~」「元気だね~~」と好評でした。
f0177529_15571118.jpg
「いどうこんちゅうかん」でもおなじみ。清水哲哉さんの3D写真を親子でたのしんでくれてます。

奥のスペースは恒例の標本展示です。標本箱がた~~~くさん!
f0177529_1622100.jpg
          毎年展示いただいている藤居孝聡さんの「めずらしい甲虫たち」
f0177529_9354174.jpg
  こちらは会員の高橋耕二さんの「世界の蝶」貴重な標本もあって、これを見られただけでも大満足!

f0177529_9355891.jpg




五月晴れの青空の下では「こんちゅうたいけん」です!生きてる虫やイモリをさわります!
f0177529_162518100.jpg
         「みんなのおっきな虫かご!」子どもも虫もカヤの中です!
f0177529_162841.jpg
               パパ! みてみて~~!!!おっきなちょうちょ!
f0177529_1636191.jpg
                 オオゴマダラの幼虫ちゃん!
f0177529_16361782.jpg
           マダガスカルオオゴキブリも女の子となかよしに。


さわやかな六甲の風の中でジャグリングの演技を見ながらのお弁当は格別です!(すみませ~~ん!写真がありません!)
f0177529_0135650.jpg




ランチの後は、佐藤大樹先生(森林総合研究所)の「キノコと昆虫の戦い―虫から生えるきのこ冬虫夏草のふしぎ」が始まります。きのこと虫の壮絶な戦い。。。。。 知りませんでした。「日本は冬虫夏草王国」だったのですね。
f0177529_1649425.jpg



f0177529_16574639.jpg
尾崎まみこ先生(神戸大学理学部)は子どもたちにどんどん話しかけてくださいました。「舐(な)めて触(さわ)って虫が感じる!!」虫たちのコミュニケーションですね。
f0177529_170654.jpg
子どもたちにわかりやすいようにと、アリさん実験キットもテーブルにひとつずつ準備してくださいました。さあ、どうなるのかな?
それまで、別々にしていたアリをいっしょにすると・・・別の巣にいたアリは「敵」に蟻酸をかけました。手元でこんな実験が見られるなんて感動! 準備が大変でしたでしょう。

f0177529_1755841.jpg
高見泰興先生(神戸大学大学院人間発達環境学研究科)は「虫の不思議なカタチの話」です。 たくさんのオサムシの写真、オサムシは世界に1000種!交尾器の違いの写真はすごい!

f0177529_1774862.jpg
島津製作所の櫛引敬嗣先生は「レントゲンで見る虫のからだのひみつ」です。島津製作所の技術のすごさに、研究者のみなさんも興味津々です。


今年の5つ星のメニューはいかがでした?
シェフの先生方が子どもたちに食べやすいようにと、いっぱい工夫を凝らしてくださったお料理が7つもならびました。
先生方。お忙しい中、ありがとうございました。

ビュッフェの品々をご用意いただいたみなさま、今年もありがとうございました。
ビュッフェのおつまみに出演してくれたむしさんたち、今年もありがとう!
臨機応変にお手伝いくださった昆虫研のみなさま、ありがとうございました。 

ことしは一般の来場者がとても多く、過去最高の人数になりました。
外で遊ぶ子どもたちはとっても元気で、笑顔で。
こちらも5つ星!でした。


【出 展】
①「バランス蝶 工作」加茂隆弘さん(こどもとむしの会)
②「昆虫切り紙細工」石川進一朗くん
③「世界の甲虫」藤居孝聡さん(神戸大学竹田研究室)
④「世界の蝶」高橋耕二さん(こどもとむしの会)
⑤「セミ凧」相坂耕作さん(赤松の郷昆虫文化館/こどもとむしの会)
⑥「こんちゅう3D写真」清水哲哉さん(こどもとむしの会)
⑦「屋外ジャグリング・パフォーマンス」神戸大学ジャグリングクラブ
⑧「受付」竹田悦子さん・竹田海十里さん
⑨「生き虫たいけん&カヤ遊び」中谷康弘(橿原市昆虫館)前田慧・船元祐亮・阪上洸多・徳平拓朗・中野彰人・宇野宏樹・脇村涼太郎(テネラル)

【参加者】虫好きの人々:約300名(記帳者219人) うち 子ども:約150人
     
                                 (報告:河村幸子 吉岡朋子)
by konchukan1 | 2017-04-30 20:48 | こどもとむしの会のイベント | Comments(0)