4月29日(土・祝)の昆虫館
2017年 04月 29日
2017年4月29日
一日館長:末宗安之、サブ館長:茂見節子
スタッフ:清水哲哉、大江峻弘、野村智範
天気:晴れ一時雨
来館記載者 27人
さわやかな朝です。GWスタートの日にふさわしい日差しです。
昆虫館入り口付近のソメイヨシノはまだ、花が残っています。今年はエドヒガン、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、カスミザクラの花の時期が少しずつ重なり、とても美しい風景が長く楽しめました。
午前9時に昆虫館に着くと、2日前に仙台を離れてここまで来て下さった清水哲哉さんが先に開館準備を進めてくれていました。
清水さんのお土産は、展翅をやってみたい子供たちのために、仙台産のヒメギフチョウや採集したばかりのミヤマカラスアゲハの三角紙標本です。
今回はまずサブ館長の茂見さんが人生初の蝶の展翅に挑戦です。
さらに茂見さんは謎の鳥のさえずりがずっと聞こえるので、鳥の鳴き声検索で調べてくれています。
姫路市環境局環境政策室から3人の方々が7月に予定している昆虫館見学の下見に来館してくれました。カブトムシの幼虫の様子を一緒に見てくれました。
彼は二つ折りにした色画用紙をハサミ切りながらリアルな昆虫をどんどん作ってくれました。素晴らしい!
茂見さんの作ったヒメギフチョウの展翅標本を見て、「やってみたい」と申し出た彼に、私がやり方を伝えながら清水さんの持ってきてくれたミヤマカラスアゲハを展翅してもらいます。
今日もクワガタムシは大人気。
スペシウム光線のポーズの彼は半日、いもりクネクネ池周辺でミナミヌマエビやタカネトンボのヤゴ、イモリを採集し楽しんでくれました。
もうすぐ保護者のお仕事の関係でアメリカに旅立つそうで、日本での最後の生き物とのふれあいに佐用町昆虫館に来て下さったことを感謝します。
今日は昆虫館周辺でコミスジ、ツマキチョウ、シオヤトンボ、コツバメなどが確認できました。
ニホンカワトンボやミヤマカラスアゲハも昆虫館にやってくる時期になりました。
GWの楽しい思い出をぜひ佐用町昆虫館で作ってみて下さい。
(報告:末宗安之)