9月5日(月)江井島幼稚園での昆虫教室
2011年 09月 14日
明石市立江井島幼稚園に行ってきました。
スタッフは三木進と三木幸子。
お隣の小学校、幼稚園で、昆虫教室を開くのも3年目です。
園長先生と5人の教諭、さらに年長さん・80人近くが迎えてくれました。
昨年は90人でしたから、少し減りました。
いつものように色紙を取り出し、半分に折って、左右対称に「ムシ」を切り出します。
最初に「チョウチョ」とか「クワガタムシ」と、手を挙げて答えてくれた園児に、
作品をプレゼントします。
大いに盛り上がります。もちろん、事前に80個分を用意し、
担任の先生への「贈呈式」をします。
次に、私の採集道具を披露します。
時には、虫になって、捕らわれます。

皆が、園庭で使っている網を持ち出し、むし採りのコツを伝授。
今回は、「命」を感じてみました。
折り紙のクワガタと、生きているオオクワガタの差を考えます。
生きたオオクワガタと、タイのヒメカブトの模型の勝負もしました。

陸前高田市立博物館で津波で泥だらけになったクワガタの写真も見てもらいました。

どんな時でも、「助けて」と大きな声をだして、
生き抜くことの大切さを話しました。
園長先生はじめ、皆さんが普段から「命の教育」をされているので、
こんな難しいテーマとも、自然に向き合ってくれます。
加えて、今年は全員に「タトウ」を配りました。
中から出てきたのは「セミ」。

クマゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシなどが含まれています。
園のそばで私が採集したクロマダラソテツシジミの標本を見せ、
地球温暖化にも迫り、「もったいない」精神をPR。
最後は、大型ドイツ箱20箱を並べ、
「自分の好きな虫」を選んでもらい、
さらに「なぜ、好きか」をインタビューします。これが大変です。

どこの地域でもやりますが、なかなか面白いです。
「かっこいいから」「きれいやから」はNGです。
今年の傑作は「オオムラサキ 好きな理由は、私が好きだから」。秀逸でした。
もちろん、女の子のです。
80分の特別授業は終わりました。
先生達は「三木ワールド」と、呼んでくださいます。
また、どこかで「むしのおっちゃん・みきすすむ」をやります。
待っていてください。
(写真・文責:三木進)