佐用町昆虫館オフィシャルブログ


by konchukan1

2017年5月28日(日)の昆虫館
一日館長:齋藤泰彦 サブ館長:岡田浩資 
スタッフ:末宗安之、瑠璃坊
天候:快晴 
来館記帳者:50名


昨日27日の理事会の決定により、昆虫館の南側正門を閉鎖し、今後は北側(網室側)の扉を使い昆虫館へ出入りしていただくこととなりました。

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正門はすぐ南側にカーブがあり、南側より北側に向かう車両にとって見通しの悪さが懸念されます。そのためこのような措置を取らせてていただきました。
昆虫館へ来てくださる皆さま、特に小さなお子様と一緒に来られる皆さま、お子様から決して目を離さないでください。しっかりとお子様と手をつないであげてください。
交通安全に努めてください。切にお願い申し上げます。
(報告:齋藤泰彦)


# by konchukan1 | 2017-05-31 22:22 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)
2017年5月27日(土)
一日館長:竹田真木生、サブ館長:茂見節子
スタッフ:齊藤泰彦
天気:曇り 
来館記載者:6名

小学校や幼稚園の運動会の影響か来館者数は少な目でしたが、ゆっくりと楽しんでもらいました。

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モリアオガエル卵塊は4。ケージの中で摂食中のサクサン幼虫は6匹。
以前に山繭の幼虫がいたアベマキのチャタテムシの群れが一群と江川のほうには大きなゲンジボタルの成虫がいました。

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石川少年の切り紙細工は新しいセットが届き、それを瑠璃坊が展示してくれました。5つ星レストランでできた2人の友情は大いに盛り上がっているようです。

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斎藤さんがアサギマダラを捕まえたのでそれにマーキングし、放しました。
なお本日、5月21日の昆虫館の前での交通事故が発生したことを受け、NPO法人こどもとむしの会の理事会が佐用町昆虫館で急遽開催されました。


報告:竹田真木生



# by konchukan1 | 2017-05-31 21:59 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)
2017年5月21日
一日館長:末宗安之、サブ館長:齋藤泰彦
スタッフ:久保弘幸
天気:晴れ時々曇り
来館記載者 50人



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昨日に続き、初夏の雰囲気です。今日も暑くなりそうです。



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8時40分頃に昆虫館に到着すると、既に齋藤さんが開館の諸準備を進めてくれています。


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齋藤さんが池の上からの送水ホースを枯れ枝と組み合わせて見た目もかっこよくしてくれました。


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玄関にはオオヤマカワゲラが休んでいました。午前中、駐車場のカエデの木にミスジチョウも飛来しました。


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今日は午前10時過ぎから家族連れのお客さんが多く来られました。
怖いけどオオクワガタを初めて触って満足な彼です。




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兄弟みんなでヘラクレスオオカブトを持つことができました。
角の下のふさふさした体毛に感動してくれました。


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二人はとても集中してリアルなセアカフタマタクワガタを描いてくれました。


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午後になってもたくさんの方々が来館してくれます。リピーターの方もいました。
カラスアゲハやアサギマダラの飛来を待って採集にチャレンジする兄弟が印象に残りました。
残念ながらあとわずかでネットに入りませんでした。

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午後になって久保さんが応援に来て下さいました。


今日はキハダにカラスアゲハが産卵に来ました。
アゲハは他にモンキアゲハ、アオスジアゲハ、オナガアゲハ、クロアゲハ、ミヤマカラスアゲハも飛来しました。
アサギマダラは2度、昆虫館に飛来しました。
ヒメウラナミジャノメが多く、
 トンボではニホンカワトンボ、シオヤトンボ、ヒメサナエを確認。
 
 やっと5月後半の昆虫が多くなってきました。
 楽しい生きものとのふれあいを、ぜひ佐用町昆虫館でお楽しみ下さい。

(報告:末宗安之)

ご注意ください!昆虫館前で交通事故
 本日、駐車場から町道を渡り、昆虫館に入ろうとした幼児が交通事故に遭いました。
救急車で搬送され、何とか、軽傷だけで済んだようですが、今後も事故が心配されます。
 来館者の皆様、特に小さなお子様の安全な通行への配慮をお願いします。




# by konchukan1 | 2017-05-29 21:43 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)

5月20日(土) 晴れ

一日館長:八田康弘 サブ館長:近藤伸一 
天気:晴れ

記載来館者 17







昆虫館への道すがらジャケツイバラの黄色い花が満開でした。

今日の昆虫館では一日いろいろな生き物の鳴き声が聞かれました。

カジカガエル、シュレーゲルアオガエル、モリアオガエル、ニホンジカ、ハルゼミ

帰り際には久しぶりにアカショウビンの鳴き声も聞こえました。


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神戸市北区産のキベリハムシを5匹サネカズラにつけておきました。

成虫になって産卵してくれればと思います。

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近藤さんは、池に入れた木が自然な感じになるよう頑張ってレイアウトされていました。

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来館者はぼちぼちでのんびりした一日となりました。


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常連さんは採集などしてほとんど一日昆虫館で過ごしていました。

気温も高く、カラスアゲハ、ジャコウアゲハ、オナガアゲハ、キマダラセセリなどのチョウや

カワトンボが飛び回っていました。






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水槽のコオイムシの卵が1匹ずつ孵化していました。


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昆虫館周辺では、ヤナギの木にヤナギハムシ

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それを捕食するカメノコテントウの幼虫、蛹が見られ

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サルスベリの木では例年見られるチャタテムシの群がいました。

 (報告:八田康弘)


# by konchukan1 | 2017-05-20 22:06 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)

5月14日(日)の昆虫館

一日館長:竹田真木生、サブ館長:野村智範
天気晴れ
来館者:42人

掃除された水槽には魚のほか、
ゲンゴロウ、タガメ、コオイムシのビオトープ。
タガメ産卵用の石槌のようなものが、
ひっくり返しに手の部分を水上に挙げた形で突き出しています。
これはもう芸術の領域に達しています。

外も、ジャコウアゲハ、オナガアゲハ、カラスアゲハなどの黒いアゲハ類のほか、
テングチョウも入口のところを飛び交っています。

モリアオガエルとシュレーゲルの雄が外では歌合戦をし、
モリアオガエルの卵塊が2つ、いつものところの木の枝からぶら下がっています。
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こんな体色のも。
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入口のアベマキに久保さんがつけた天蚕幼虫は、
だいぶん大きくなっていますが、もう一回脱皮して繭を作ると思います。
みどりのきれいな幼虫です。
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ケージのほうには竹田が放した柞蚕が13匹大きくなってきています。
黄色い色なのですぐわかると思います。
これも、もうすぐ営繭画始まるでしょう。

天蚕と柞蚕は近似種で、交配も可能ですが、
生活史が違います。
天蚕のほうは、卵で越冬し、蛹で休眠しながら越夏しますが、
柞蚕は休眠蛹で越冬し、1年1世代または2世代します。

この休眠の制御には光周期がかかわっていて、
長日下で育つと非休眠蛹となり、世代が継続されます。
秋、短日下で育ったものは休眠蛹となり越冬し、
春に日長が長くなってくると、脳が活性化されて休眠が終結します。

天蚕(ヤママユガ)のほうは、
夏に眠るので、これは短日型の光周反応があって、
日長が短くなると休眠から覚めてきます。

これとよく似た生活史を持ったものが、
テグスをとるクスサンで繭は透けていて、スカシダワラと呼ばれますが、
今、佐用では栗の木に1cmくらいの黒い幼虫が現れています。
これは、大きくなると水色になり白い毛のたくさんはえた、
「白糸太郎」または「白髪太郎」と呼ばれる毛虫になって、
秋にはたくさん連なって木から降りて、
なかなかものすごい風景になることが多いですが、
今年もたくさんの幼虫が現れています。

山門側のアサギマダラの姿は見られませんでした。

アオバセセリの蛹は、
頭のところに大きな穴が開いていたので、ヒメバチが中から出たと思われます。

建物入口のところのアリヂゴク園は、
とてもいいアイデアだと思います。

大勢の子供が触ってい楽しんでいました。
蟻地獄は英語ではantlion、
中国語では蟻獅子でイースと呼ぶのですが、同じ発想ですね。
蟻地獄は後ろ向きにしか歩けず、
歯をスコップの替わりにして砂を背中の方向に放り上げ、
回転しながらすり鉢を掘っていきます。

蟻地獄には、肛門がなく、成虫になってからためぐそをします。
ふぐ毒のテトロドトキシンをしのぐ猛毒を獲物に打ち込んで素早く殺し、
大きなマンデブル(大あご)から、液状食をします。
この猛毒はムシが作っているのではなく、細菌の起源です。

待ち伏せ型の捕食者ですから、餌の安定供給がむつかしいので、
その年に捕まえた餌の量に応じて、2年または3年で1世代を完結しますが、
繁殖の同期化のために太陽と月の周期を読んで、真夏の一番日の長いころに羽化します。

竜野市のかたからアカマダラコガネ(または最近アカマダラハナムグリ)をいただきました。
絶滅危惧種で猛禽の巣で育つのだそうです。

ヤモリは3匹いますが、灰褐色のが1匹で、普通に見る色、
後の2匹は黒褐色です。
後者は休眠色ですか?
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あまりこの色はみかけませんね。
メラトニンが高いのでしょうか?

今日も、一日家族連れでにぎわいました。
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(報告、一日館長:竹田真木生)
# by konchukan1 | 2017-05-20 06:55 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)