佐用町昆虫館オフィシャルブログ


by konchukan1

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 今日は、昆虫館に展示していた蝶の標本を回収しに行ってきました。春から秋まで、展示室にずっと展示されていた蝶の標本箱13箱です。毎年冬の間には、標本の修理やら手入れやらをしなくてはいけません。そうしないと、せっかくの標本にカビが生えたり、展翅にゆがみがでたりするのです。防虫剤も入れ替えなくてはいけません。虫屋は、冬でもけっこう忙しいのです(笑)。

 昆虫館の庭は、木々の落ち葉で埋まり、森閑とした姿で年の瀬を迎えています。
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 でも、よく探してみると、アサギマダラの小さな幼虫君が、キジョラン葉に丸い穴をあけながらお食事中でした。小さいけれど見えるかな?
 
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 川のふちにのびたミヤマハハソの枯葉には、アオバセセリの蛹が眠っています。
 
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 5月の風が香るころになれば、深い緑色の翅をひらめかせる、愛らしい蝶が生まれることでしょう。

 昆虫館からの帰り道、誰もいない「自然観察村」でエノキの根元を探してみると、オオムラサキとゴマダラチョウの幼虫が、仲良くお休み中でした。春までがんばって、無事に成虫になってくれますように。
 
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 これからしばらく、寒い日々が続きます。皆さんもどうかお元気で、新しい年を迎えてください。そしてまた、春になったら昆虫館に来てくださいね!!
by konchukan1 | 2016-12-30 23:18 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)
明石から北へ
播但道に乗ると奥播州の山々が雪化粧していた。

昆虫館の船越も山肌に雪が残る。
初雪。この日も風花が舞い、気温3度。


朝からナマコン車が入り、昆虫館の印象が一変。
正面から。
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内側から見ると。
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以前の路面は赤色で、素敵だったが、
雨の日や梅雨になると、藻類などが生え、滑りやすくて、とても危険。
数年来の念願だった路面の「防滑り工事」が行われた。

佐用の国上左官店さんが、一週間がかりで施工。
まず、路面の古いコンクリートをはつる。
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次に鉄筋を入れる。
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そしてこの日、コンクリートが打ち込まれた。
今後、さらに表面に
鏝で防滑り効果を出すという。

池の傍など水がたまりやすかった場所は高くし、
全体に水が流れるように勾配もつけていただいた。

来春には、滑らない昆虫館が誕生します。

国上さんは、門柱のコケ落としもしてくださった。
まず右側の苔むす門柱。
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そして左側。
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いい感じになりました!

ビオトープもしっかり水がたまっていた。
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アサギマダラの幼虫が一回り大きくなっていた。
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頑張って
厳しい季節を乗り越えて欲しい。
春の飛翔を夢見て!

(報告:三木進)
by konchukan1 | 2016-12-16 19:00 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)
担当:近藤伸一、三木進
天気:晴れ

木々は、ほとんどの葉を落としています。
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4日にみんなで改修したビオトープも落ち着いた様子。
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そばの石の上で、
ヒメアカネのメスが日向ぼっこしていました。
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図書を整理し、分類。
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ラボには①専門の図鑑類の棚②子供たちの図鑑等の棚だけを置きます。
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研究誌や読み物、絵本等は、ベビールームに並べます。

近藤さんは、シカの食害の研究に余念がありません。
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(報告:三木進)
by konchukan1 | 2016-12-08 18:24 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)
隊員:岡田浩資、越智剛、航希君、清水兼男、末宗安之、三木進、三木幸子
天気:晴れのち雨

午前9時過ぎに館に到着。
気温7℃。無風。
しかし、冬の気配が一段と。
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作業の準備をしていると岡田さん、越智さん父子が合流。
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あまりの落ち葉に、早速ほうきを手にする、
やる気満々の岡田さんだが、
その手を止めて、ビオトープへ。
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土が流れ込み、水がたまるところがなくなっている。
排水もよくない。どう作業するかを打ち合わせ、
ショベルやクワで土を、石を、泥を除ける。
そこへ千種町のコメ作り農家の清水さんが加わり、
備中鍬、鋤簾を巧みに操る。
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当初は、遮水シートを追加する予定だったが、
埋まっているのを持ち上げる方法で水位を上げることに。
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さらに土を、泥を、石を除ける。
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清水さんと三木は、実は同期の記者。張り合った仲が、今は一緒に泥をかく。

幼稚園年長さんの航希君の役目は、
生き物のレスキュー。
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私たちが掻き出した泥の中から、次々と。何とカワヨシノボリをすくいあげた。

ツチガエルが2匹。
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オニヤンマのヤゴが5つ。オオシオカラトンボのヤゴが2つ。

それにニホンイモリが6つほど。
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いきもの達、お騒がせいたしました。


いつもお父さんと一緒だが、「僕がすることは」と任務を果たす。
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姿もそっくり。
この年代から、素晴らしい体験。

急用でちょっと遅れた末宗先生も到着。
作業が進みます。

最後は、水の出口の調整。
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三木がチャレンジし、岡田さんが仕上げる。
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周囲から土が流れ込まないように、石を運んでしっかり固めた。

そして完成!とても骨折りだったのに、
「毎年一回はやらんとあかんかも」と、岡田さん。
広くなったトンボ池を前に
まずは達成感を味わう!
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もう昼近かったが、天気は下り坂!
続いてこちらも野外作業の「カブトむしむしハウス」の幼虫管理。

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モグラは入っていなかったが、湿度が高すぎるのか、結構な数の幼虫が、ご臨終。
網舎での飼育の難しさ見せつける。

館のそばの8つは、いずれも順調。
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さらに落ち葉掃除に突入!
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集めた落ち葉を堆積用の木組みに。
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ある程度たまると、末宗先生が軽々と上部に。
体重で押し固める。夏にはカブトムシが卵を産む。
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すっかり、きれいになりました。
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午後1時過ぎ、遅いお昼は、それぞれのお弁当と玉ねぎスープ。
食後の団欒は、
虫屋の情報交換。
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父子の交流も。
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雨が降りだした午後は、図書の整理に明け暮れました。
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3時には、キビ餅入りの、
お善哉をいただきました。
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仕事や他に欠かせない行事があったり、
体調がすぐれなかったりと、
いろんなメンバーがいるなかで7人は、
充実した時間を過ごすことができました。
感謝!

佐用町昆虫館は、冬眠に入ります。
春は、まだまだ先です。
(報告:三木進)
by konchukan1 | 2016-12-05 22:34 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)
天気:曇り

紅葉の季節は走り去り、
木々は葉を落とし始めました。
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カサコソと茶色の世界。
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めだかスイスイ池も落ち葉で埋まる。
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それでもツメレンゲは花を咲かせ、
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キジョランには、アサギマダラの幼虫が。
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三連池の深いところにエサをまくと、
越冬前のニホニモリがいくつも浮いてきました。
ここで冬を越してくれそうです。
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ひまわり館には、何と、
ヒマワリが咲いていました。
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それでも季節の歯車は、カチャと音を立て、
確実に進んでいきます。
(報告:三木進)
by konchukan1 | 2016-12-02 22:12 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)