佐用町昆虫館オフィシャルブログ


by konchukan1

<   2015年 09月 ( 15 )   > この月の画像一覧

9月20日(日)来館者 81人
一日館長 清水哲哉
スタッフ 茂見節子、野村智範、岡田浩資、齋藤泰彦
9月23日(日)来館者 85人
一日館長 清水哲哉
スタッフ 前原繁仁、野村智範
9月27日(日)来館者 57人
一日館長 清水哲哉
スタッフ 岡田浩資
昆虫道場 竹田真木生、大谷剛、河村幸子、きんひばりのみなさん

報告が大変遅くなり申し訳ありません。
9月のシルバーウィークの5連休とその次の週末の計7日間、久しぶりに昆虫館の活動に参加し、20日、23日、27日の三日間、一日館長をいたしました。

さて、他の自然観察施設にない佐用町昆虫館の魅力といえば、私は自由に昆虫採集ができることだと思います。しかし、最近周辺の環境変化のせいか、年々周辺昆虫の密度が低くなり、せっかくの虫捕りもなかなか楽しめないと思います。

そこで、今回の昆虫館行きでは、昆虫館内外の環境改善し昆虫を増やすことを目的としていました。、
そのため、7月下旬より仙台で蜜源となる数種の花とカラスアゲハなどの食樹コクサギの苗の準備を始め、できた苗を車に満載して来ました。ただ、仙台で過去最高の猛暑の中で準備したため、あまり元気な苗ができなかったのが気がかりです。
f0177529_1483872.jpg


これまで、いろいろな花を植えてきましたが、週末しかスタッフのいない昆虫館では、キツリフネやドクダミなどの雑草に圧倒されて消えてしまうという問題がありました。
f0177529_1492351.jpg

そこで、今回は試しに防草シートを使用してみました。
まず、花壇に生えた雑草を抜去。
続いて、草の種や根が残っている表土を取り除き、新しい培養土を投入。
f0177529_1495424.jpg

その上に防草シートを敷き詰めました。
f0177529_1502831.jpg

最後にシートに穴をあけ、ヨツバヒヨドリ、フジバカマ、オカトラノオ、アガスターシェなどの花の苗を植えこみました。
f0177529_1512065.jpg


また、昆虫館の入り口付近がさびしかったので、バーベナ・ロリポップ(矮性サンジャクバーベナ)のプランター二つをレンガの壁にぶら下げました。
f0177529_1514796.jpg

さらに、ちょうど彼岸花の咲いている時期でしたので、その群落数個を庭の各所に移植しました。
f0177529_152473.jpg

昆虫館南側の空き地に作った花壇は雑草に加えシカの食害を受けるため、同様に防草シートを張ったうえ、鹿が嫌うといわれる匂いの強いハーブ、カラミンサとブルーキャットミントを植えてみました。

コクサギの苗は、庭のフェンスに近い木陰に植え付けました。また館南側のケヤキとカエデの近くにも植え、この部分はルリ坊のお母さんにお願いし鹿除けネットを張らせていただきました。

今回植えた植物は、いずれも多年草で、雑草やシカに負けず育ってくれれば、今後も少ない世話で毎年咲いてくれると期待できます。
今回の雑草、シカ対策がうまくようであれば、この方法でもっともっと花を増やしていきたいと思います。

館南側のミニビオトープの水のたまり具合悪く土が出ている状態でした。
f0177529_1531433.jpg

そこで改修を行った結果、水面が6センチほど上昇しビオトープ全体を水面が覆うようになりました。水深が深くなったので、館内の池からクロメダカ、エビなどに一部引っ越してもらいました。
f0177529_1544760.jpg


この昆虫館での滞在中も昆虫は非常に少なかったが、一度だけ植えたばかりの彼岸花に美しクロアゲハが来てくれました。
f0177529_251438.jpg

今回植えた花々がうまく根付いて来年花を咲かせて虫を呼び集め、このようなシーンを多くの子供たちが体験できるようになればと願っています。
(一日館長 清水 哲哉)
by konchukan1 | 2015-09-30 02:16 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)
今回の「こども☆ひかり ミニ フェスティバル」は 岩手県立児童館『いわて子どもの森』で開かれました。「いどうこんちゅうかん」も、またまた参加してきました。

『いわて子どもの森』は岩手県の北部、二戸よりは少し南、一戸町奥中山高原にあります。標高も600m以上のところで、近くにスキー場もあります。キャンプ場や宿泊施設もあり、建物の外でも中でも、たっぷり遊べるステキなところです。
f0177529_14310740.jpg

そのHPに書かれた『いわて子どもの森がめざすもの』を少し紹介しますと・・・

『 いわて子どもの森は、「子どもに健全な遊びを提供し、子どもの健康を増進し、情操を豊かにすること」の目的を達成するため、この遊びの意義を踏まえて、子どもの遊びを支援します。
遊びの支援にあたっては、子ども自身の主体性、自発性を何よりも大切と考え、子どもたちが五感を駆使して、体いっぱいに感じて、多様な遊びや体験に取り組み、「楽しさ」「感動」「発見」に出会えることを目指します。 』


なんだか、子どもたちが自由に遊べそうな、とてもよく考えられた 楽しいところだと分かりますね。「いどうこんちゅうかん」の「ほんものたいけん」と同じ発想!
うれしくなりました!


9月25日(金)
私たち むしむし隊 は、こども☆ひかりプロジェクト代表の清水文美さん、ひとはくの高瀬優子さんと一緒に、神戸空港からスカイマークで仙台入り。そのあと東北新幹線で、盛岡の北の端「いわて沼宮内」駅で下車。そこからはレンタカーです。これから泊まる『いわて子どもの森』の "まんてんハウス”は自炊なので、3日分のお買い物をして、小雨が降る中 奥中山高原へ向かいました。あたりはどっぷり霧の中。さて、『いわて子どもの森』とはどんなところでしょう?


私たちが着いたちょっと後に、24日に三田を出発した『ゆめはく』号も到着。みんなそろったところで『いわて子どもの森』の建物の中を案内していただきます。
f0177529_14413374.jpg
ホールを入ると、いきなり不思議ないきものが・・・
某報送局のだれかに似ている?と思ったら、同じ人のデザインなんですって!

f0177529_14444779.jpg
1階から3階までの吹き抜けの中にあるのは「冒険の塔 のっぴい」!
夢のあるすてきなおうち。わくわくしちゃいますね。

「のぼってみますか?」のお言葉に、大学生2人だけでなく ついつい大人5人も塔をよじ登り「のっぴい」のてっぺんへ! そこからはクルクルクルっとすべり台でおりてきました。あ~~! 目がまわるぅ!


f0177529_15053832.jpg
ここは「おしごとトレイン」の中。「へい!トロ一丁!」

f0177529_14535987.jpg
ここは「おもちゃ湯」です。
f0177529_15034023.jpg
「い~い湯だな♪」 えっ! そこ、女湯ですよ!


f0177529_15075031.jpg
こんなのもありました!



f0177529_15095392.jpg
光が点滅したり色が変わったりする「くらやみトンネル」を通って元の世界に戻ります。

たしかに、こどもたちの心をグッとつかむ「子どもの森」。大人も年齢を忘れて遊んでしまいました!

もう外は真っ暗。夕食の準備をして、明日のカヤ虫採集に備えましょう!
(報告:吉岡 朋子)


by konchukan1 | 2015-09-29 14:33 | いどうこんちゅうかん | Comments(0)
9月も終わりに近づき、だんだんと秋が深まりゆく季節。

明日、「いわて子どもの森」の中で「いどうこんちゅうかん」をするのですが、持ってきた虫だけでは少し足りません。
なので、まずは蚊帳虫の採集を…。
f0177529_15490434.jpg
国道4号線沿いのコンビニ裏の川のそばです。竿を伸ばして採集をしているのは徳平氏。木の高いところについている虫まで探すことが出来ます。残念ながら、修行の足らない僕には5m以上ある竿を操る能力はまだありません…。

f0177529_15493601.jpg
ちょっと移動。田んぼの風景。神戸という街中で育った僕には、この景色だけで目の保養になります。蚊帳に放すノシメトンボやアキアカネがたくさん採れました。

f0177529_15495671.jpg
紅葉。兵庫県南部では照葉樹林のほうが多い印象なので、山の色づき方の雰囲気も少し違うように思いました。夏緑樹林っていうんだっけ。

f0177529_15505466.jpg
トンボやバッタもそこそこ取れたので「北上川源流公園」の看板に誘われて寄り道。「北上山御堂観音堂」です。坂上田村麻呂が祈願所として建立したそうです。山門をくぐると桂の木のあまい香り。落ち葉でふかふかの足元は栃の実だらけ。虫はあまり見当たりませんでしたが、伺える自然度の高さたるや、国語力の低い僕にも山紫水明という言葉が頭をよぎったほどでありました(笑) わざとらしい表現でアレですが…。
f0177529_15512896.jpg
これが、観音堂の奥にある北上川源泉の『弓弭(ゆはず)の泉』です。奥州平定の際「源頼義、義家父子が弓弭をもって岩をうがち泉を得た」のだとか。泉の中にはサンショウウオのこどもがいました。今回は見られませんでしたが、美しい色彩のマイマイカブリ(キタカブリ)もこのあたりにいることでしょう。

f0177529_14402379.jpg
夕方、いわて子どもの森に帰ってきました。霧はまだ晴れません。

ここは昆虫の要素を抜きにしてもとても面白い施設だと感じたので、近くまで来られる方にはぜひおすすめしたいです。何段も梯子を登ってから滑り降りられるようになっている大きな滑り台や、開けるたびに出る音の変わるびっくり箱など色々な遊具があるのですが、どれも凝った作りで年齢にかかわらず様々な人が楽しめるのではと思いました。

なんというか、大人特有の承認欲求(?)に基づいたわざとらしさが感じられず、遊園地などの雰囲気が苦手な僕にとっても安心して童心に帰ることのできる場所だったのです。

f0177529_16173334.jpg
夜8時。明日に向けての全体ミーティングです。東北ユースのみんなと話し合いをして、今日のところはひとまず終了。全国から集まったいろいろなお土産のお菓子が美味しかったです。余談ですがこの建物、寝室の名前もそれぞれ特徴的で心に響くものだと思いました。

というわけで明日が本番です。長くなってしまいましたが、おやすみなさい。

僕の報告はここまでですが、現地でお世話になったみなさま、ありがとうございました。
(報告:宇野 宏樹)
by konchukan1 | 2015-09-29 14:28 | いどうこんちゅうかん | Comments(0)
9月27日の朝です。なんと!晴れてます! 遠くに北上山地の山々が見えています。
f0177529_17213070.jpg
前日の夜は雨が降っていたので天気が心配でしたが、当日晴れたのはとても運が良かったです。
f0177529_16275925.jpg
ミニフェスのメインの会場は、建物内の「なんでも広場」です。今回「いどうこんちゅうかん」のブースにはいつもの内容に加えて、ひとはくの鈴木先生のカタツムリコーナーもありました。

f0177529_16284238.jpg
ニジイロクワガタは、背中だけでなくお腹側もピカピカ輝いています。手にとって、じっくり観察してね。
f0177529_16292230.jpg
ヘラクレスオオカブト。いどうこんちゅうかんの目玉です。
f0177529_16294166.jpg
コクワガタのような小さいクワガタは、爪も小さく挟まれても痛くない(多分)ので、大きいカブトムシやクワガタが触れないという子でも大丈夫です。
f0177529_17114526.jpg
イモリは触るとひんやりしています。
f0177529_17120662.jpg
いもむしはすべすべしていて気持ちいいですね。


f0177529_16342260.jpg
蚊帳には前日に捕まえた岩手の虫や、関西から持ってきたアオスジアゲハなどの虫が入っています。アオスジアゲハは岩手には住んでいないのですが、子どもたちに特に人気があったように思います。
f0177529_16345210.jpg
クスサンは夜中にこどもの森の明かりにも来ていました。「蛾」という偏見を持たずに触ってくれる子がいるとこちらも嬉しくなります。
f0177529_16351586.jpg
途中、蚊帳からギンヤンマが出ていってしまうハプニングがあり、これはそのギンヤンマを伸ばした網で捕まえようとしているところです。無事ネットインできたのですが少し恥ずかしかったです。



ミニフェスでは「いどうこんちゅうかん」の他に「大きな絵を描こう」、「小さな化石をさがそう!レプリカをつくろう!」、「豪華客船のペーパークラフトをつくろう!」、「みずたまで、あそぼ!」、「キラキラ☆りゅうぐうじょう」のプログラムがありました。私は残念ながら他のところをほとんど見て回れませんでした。
f0177529_17013041.jpg
「小さな化石をさがそう!レプリカをつくろう!」のブースです。
f0177529_17032175.jpg
放散虫はとても小さいので、こんな石ころの中にも化石が入っているのだそうです。


f0177529_17134352.jpg
来場してくれた子どもたちは、ボディーステッカーをつけてオーシャンキッズになりました。
f0177529_17042910.jpg
「豪華客船のペーパークラフトをつくろう!」のブースです。
f0177529_17140783.jpg
いつも昆虫の標本を使ったイメージのあるゆめはく号ですが、この日はなんと竜宮城に変身していました。


f0177529_17154789.jpg
「大きな絵を描こう」です。『海』にちなんで青い食紅を使っているそうです。
f0177529_17194097.jpg
体を使って塗りたくっています。
f0177529_17124547.jpg
「大きな絵を描こう」のブースは「なんでも広場」の真ん中あたりにあったので、「いどうこんちゅうかん」のスタッフをしていても様子が見えたのですが、上から見るとこんな感じになっていたのですね。両手両足が青くなってとても楽しそうです。



f0177529_17130100.jpg
外のすばらしい自然もさることながら、施設の中ももおもしろく、いわて子どもの森はまた行きたくなるようなとてもよいところでした。


お世話なった皆さま、「いどうこんちゅうかん」に参加してくれた皆さま、ありがとうございました。


たいけんしゃ数 : 80人
こどもとむしの会スタッフ : 徳平 拓朗・宇野 宏樹・吉岡 朋子(報告: 徳平)
by konchukan1 | 2015-09-29 14:24 | いどうこんちゅうかん | Comments(0)

9月26日(土)の昆虫館

一日館長:八田康弘、サブ館長:清水哲哉
天気:晴れ後曇
来館者24人


彼岸が過ぎたせいか、
あぜ道のヒガンバナの花も
色あせてきていました。

一方、昆虫館の周りでは
あいかわらず午前中にはミンミンゼミが、
昼前にはツクツクボウシが、
夏を惜しむかのように鳴いていました。

今日の来館者は少なめでしたが、
それぞれ虫に思い入れのある方たちが多かったです。
f0177529_17521227.jpg

19日に来て、モグラに出会って、
今日関東の方に帰るので、もう一度見に再度来館された方がりました。
残念ながらモグラは19日だけの展示でした。
f0177529_17524365.jpg

スズムシの里親になってくれた女の子、
f0177529_17525716.jpg

わざわざ大阪からゲンゴロウを見られるかなと来館された方。
こちらも残念ながら今、昆虫館にはゲンゴロウがいません。

天気はまずまずでしたが、
副館長の清水さんの「今年は昆虫が少ない」の言葉どおり、
今日の昆虫館もミドリヒョウモンをはじめとするヒョウモン類やキチョウの仲間、
ホタルガ、ヒメクダマキモドキ、
f0177529_17501685.jpg
ミドリヒョウモン
f0177529_17502741.jpg
ホタルガ
f0177529_17503897.jpg
ヒメクダマキモドキ

ちょっ変わったところでトホシカメムシを見かけた程度でした。
f0177529_17513440.jpg


清水さんは、仙台から運んできた、植物たちを
こつこつ植栽されていました。
f0177529_17514793.jpg


来年にはきっとたくさんのチョウたちが訪花してくれることでしょう。
(報告、一日館長:八田康弘)
by konchukan1 | 2015-09-28 17:53 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)

9月22日(火祝)の昆虫館

一日館長:三木進、サブ館長:清水哲哉
応援:野村智範、末宗安之
天気:快晴
入館記帳者:42人

午前9時半に行くと、
仙台から遠征してくださった清水さんが、すでにPCに向かって一仕事。

応援組の野村先生の魚類へのエサやりと、ヤエヤマサソリの観察では、
相変わらずノムラ節が人気!
f0177529_1381949.jpg

f0177529_1395539.jpg


昆虫図鑑を徹底的に頭に入れた少年も登場し、
スミナガシの幼虫を始め、たいていの虫の名前が即座に出てきて、
スタッフも感心しきり。
f0177529_13115823.jpg


先日から、時々来館してくださる末宗先生が、この日も広い知識を披露。
f0177529_13125937.jpg



f0177529_13291354.jpg

清水さんの庭づくりも、雑草除けのシートが張られ、
まずは一段落。後は、仙台の自宅で差し芽された吸蜜植物を移植するだけ。
量が多く、これがまたたいへん。ありがとうございます。

ビオトープの排水路が気になっていましたが、
前日に岡田、 齋藤、清水さんの実働部隊3人組で大仕事をして下さり、
とてもよくなっていました。

この日、素晴らしかったのは、秋晴れの一日、乱舞する蝶たち。
夏眠明けのヒョうモン類が、ミドリヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモン、
ウラギンヒョウモン、クモガタヒョウモンと揃ってブッドレアに。
f0177529_1319288.jpg

(ウラギンヒョウモンとミドリヒョウモン)

アサギマダラも訪花。
f0177529_13203414.jpg

清水さんがマーキング!

サカハチチョウはヒヨドリバナに。
f0177529_1322731.jpg



中学生の頃、西六甲の森林植物園・北アメリカ区で見た、
一面のヒメジョオンに各種のヒョウモンが舞う光景を思い出しました。

(報告、一日館長:三木進)
by konchukan1 | 2015-09-23 13:27 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)

9月21日(月祝)の昆虫館

一日館長: 野村智範、サブ館長:清水哲哉
スタッフ:斎藤泰彦、岡田浩資、大江くん
天気:曇り時々晴れ
記帳者数:106人

午前9時に、
昆虫館に到着しましたが、
すでに3人の姿がありました。

齋藤泰彦、岡田浩資、清水哲哉の各氏です。
すっかり、開館準備ができていました。

ラボに入ると、マムシとの「対面式」。
聞けば、昨日の夕方、昆虫館裏庭の倉庫付近で生け捕ったとのこと。
毒ヘビを生きたまま展示することは許されないことなので、
とりあえず館外に持ち出し、撮影後に処分しました。

ヤマカガシ共々マムシも潜んでいるかもしれない、
自然と付き合うときには危険と隣り合わせなのだと、
来館者の方々に呼びかけつつ、
「草むらには立ち入らない」とか
「倉庫や近くの水路ては遊ばない」といった注意喚起も必要だと思います。

開館を待っていましたとばかりに、
次々と家族連れを中心に多くの来館者がありました。
f0177529_12414855.jpg

f0177529_1242256.jpg

f0177529_12421388.jpg

イモリの赤ちゃんの話、ヤエヤマサソリの説明、
スズムシの里親さんへの配布、アサギマダラの話その他、
スタッフの皆さんと役割分担して「おもてなし」しているところへ、
庵逧典章佐用町長の姿が。
激励のお言葉を頂きました。
ありがとうございました。

f0177529_12422563.jpg

f0177529_12424222.jpg


100人を超える記帳者数でしたが、
1時間以上滞在されるご家族が多かったように思います。

清水さん、岡田さん、齋藤さんが汗を流され、
新たな花壇づくりが進んでいます。
f0177529_1244114.jpg


常に課題はあるとしても、様々な展示物や展示方法、
スタッフ各人の個性を生かした「おもてなし」、
生き物との直接的な触れ合い等々、手作りの小さな昆虫館ではあるけれど、
何回訪れても、どこか変化や工夫の感じられる場所になっているのかもしれないなどと、
柄にもなく、
いささか高尚な物思いに耽りながら昆虫館を後にしました。
(報告、一日館長: 野村智範 )
by konchukan1 | 2015-09-23 12:37 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)

9月19日(土)の昆虫館

一日館長:野村智範、サブ館長:清水哲哉
天気:快晴
記帳者数:29人


秋晴れのさわやかな一日でした。

「秋の点火」と称されることもある
真っ赤なヒガンバナと、刈取り真近の田んぼのイネとのコラボがとても印象的です。
f0177529_1423472.jpg


佐用町内の施設「はなさき村」御一行様を皮切りに、
大阪、神奈川、岡山、広島など遠方からもお越し下さいました。

初めての方もありましたが、
季節をかえて来てみたというリピーターのご家族も何組かありました。

来館者は少なめでしたが、
長時間滞在されるご家族が多かったです。
f0177529_143560.jpg

f0177529_1431763.jpg

f0177529_1435092.jpg

f0177529_1433247.jpg


本日のサブ館長の清水さんは、
はるばる仙台から自家用車の座席いっぱいに、
昆虫の吸蜜用の各種花類の苗木を持って来て下さいました。
シルバーウィークの期間中、
様々な作業を計画されているようです。

画像はありませんが、
「秋の訪問者」アサギマダラも2頭姿を見せたようです。
各地から続々と、「アサギマダラ南下」の報告が届いています。
秋の昆虫館の楽しみの一つです。

今日の「新人さん」は、私が昨日保護したモグラでした。
f0177529_1441525.jpg

用水路で溺れていたのを救出しました。
ちょうど、現在実施している調査研究の対象動物ですので、
「身体測定」、撮影のために昆虫館にとどめおくことはできないので連れ帰りましたが、
初めて見るモグラの仕草に歓声が上がっていました。

相変わらず、ドンコとオヤニラミ、カワムツとタカハヤへのえさやりは人気があります。
f0177529_1443186.jpg


こうして、秋晴れの満たされた一日が過ぎて行きました。
( 報告、一日館長:野村智範 )
by konchukan1 | 2015-09-20 13:51 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)
昨年11月『淡路うずしおフェスティバル』に呼んでくださった国立淡路青少年交流の家(南あわじ市)が、また声をかけてくださいました。
親子チャレンジ「あわじで虫とり名人になって テントにも泊まっちゃおう!」という企画の中の「むしとりペナントレース~むしとりに挑戦しよう~」です。
"ペナントレース”って、誰が言ったのでしょう? どんなプログラムになるのかな? とにかく、むしとりに挑戦!!です。


f0177529_11430594.jpg
12日、朝出発。明石大橋を渡ります。橋のむこうは淡路島。今日はいいお天気!



参加者のみなさんは、吹上浜の堤防の内側にある野外炊飯棟に12時集合です。
ここで、18家族53人の方が初顔合わせ。
自己紹介・家族紹介がすんだところで、ちょっと説明。まわりは虫たちの声がいっぱいだし、アミ持って虫カゴ肩からかけた完全武装の子どもたちは話なんか聞いてられません!「早く むしとり しようよ~~!」の声が聞こえてきそうな雰囲気です。
それでは、2チームに分かれてむしとりに GO!!!

こちらは A チーム。防波堤の外側、砂浜で「むしとり」!
f0177529_11543800.jpg
f0177529_11442461.jpg

前日、内藤先生から「吹上浜は淡路島きっての好採集地です。オオヒョウタンゴミムシ・ハナダカバチ・ウスルリモンハナバチ・ハマスズなどの希少種がいる場所です。出会えればラッキーです。初秋の淡路を楽しんできて下さい。」というメールをいただきました。
さて、ちびっこむしとり名人たちは、これらの虫たちに出会うことができるでしょうか?



こちらは B チーム。防波堤の内側です。
ツクツクボウシの声はするけど、高いところにいるのでアミが届きません。トンボとバッタがたくさんいます。マツの木肌にとまっているウバタマムシ 発見! 後半 朽ちた切り株を掘っている学生もいましたっけ。ユミアシゴミムシダマシが出てきました。男の子たちが集まります。
f0177529_13530414.jpg
f0177529_14050870.jpg
とても大きなショウリョウバッタを GET !
f0177529_14064066.jpg
こんなちいさな "むしとり名人" もいます。ウスバキトンボ、つかまえられるかな?




小1時間 採集したあと、全員 研修室へ。
f0177529_14091293.jpg
チャック付ポリ袋に、とってきた虫を1匹ずつ入れます。

f0177529_14133961.jpg
逃がさないように・・・・入れます。
f0177529_14141162.jpg
袋に入れたら、自分の名前を書いて。そこに、学生たちが種名を書いていきます。

f0177529_14155123.jpg
待っている間に、『きょうの ぼくの わたしの1番!』と思う虫をスケッチ!
5才のりんちゃん、すばらしい観察眼です。

f0177529_14191820.jpg
ユウスケくんも、集中していい感じ! 今にも飛びはねそう!
きれいな色もよく見て描いてますね。
f0177529_14225662.jpg
きょうの1番が、砂浜に打ち上げられたきれいな石だった!という子もいます。
むしとり名人? いえいえ、いしとり名人。ハゼとり名人もいましたよ!

f0177529_14250808.jpg
スケッチができあがったら、黒板にむしたちを 仲間別に貼っていきましょう。

f0177529_14261776.jpg
全部で27種149匹の虫がとれました。
『良好な環境の海岸の砂地にすみ、全国的に減ってきているバッタで、兵庫県では淡路島の一部に分布。兵庫県版レッドリスト2012,Aランク』(「ひょうごのばった」より)という ヤマトマダラバッタも 4匹 とっていました!

f0177529_14310048.jpg
さいごは質問コーナです。
パパママたちが虫より学生たちに興味津々で不思議な質問コーナーでした。


子どもたちのステキな "1番” のスケッチは窓にペタペタ。
その写真を、うっかり撮り忘れました。お見せできないのが残念。。。。。

* * * * *

私たちのコーナーはここまでです。

みんな「むしとり名人」になれたかな?



お礼のあいさつの後、みなさんは浜でのテント張りと今夜のBBQの準備へかかりました。夜はキャンプファイヤーにミニコンサート。
明日は貝殻やまつぼっくりなどを使って昆虫を作るそうです。
生きた虫に、虫のスケッチ、自然物を使った昆虫のオブジェ。
きっとすご~~い昆虫博物館がみんなの力で できあがったことでしょう!
参加者のみなさま、短い時間でしたが ありがとうございました。


参加者:むしとりキャンプに参加した18家族53人(子ども0~10才 30人)  
こどもとむしの会スタッフ : 阪上洸多 池田 大 徳平拓朗 吉岡朋子(報告 吉岡)








by konchukan1 | 2015-09-18 11:58 | いどうこんちゅうかん | Comments(0)

9月13日(日)の昆虫館

一日館長:三木進、サブ館長:岡田浩資
スタッフ:野村智範、応援:刈田悟史
天気:晴れ一時曇り
記帳者:52人

9時前に到着すると、
刈田さんが門扉のカギを開けている最中。

岡田さんも到着し、開館準備はすぐに完了!

いつものように、
素敵な家族連れが来られ、
大きなカブトに触れ、歓声が上がりました。
f0177529_1314365.jpg

皆で拍手し、
日本のカブトムシと比べて、違いを観察。
外国産を放すとダメだよっというお話で締めくくります。

側溝では、イモリつかみが盛況。
f0177529_1341612.jpg

さまざまな生き物に触れ、その感触から“命”を知る。

滝川中・高校の生物部の4人が来館、
発表会用の鳴く虫を採集。
昆虫館のスズムシもお持ち帰り。

カブトムシの飼育水槽の
マットを交換中だった岡田さんが4人に協力を要請。
f0177529_1392116.jpg

幼虫を確認しながら汗を流してくれました。
f0177529_139541.jpg


さらに4人はヤゴを見つけたり、
f0177529_13105053.jpg

ナガサキアゲハの雌を網舎に放したりと大活躍。
f0177529_13113262.jpg


穏やかな秋の一日だけに、
昆虫たちは命の舞を披露。
スミナガシは低空飛行し、アワブキに産卵。
f0177529_13155328.jpg

枝には終齢幼虫も。
f0177529_13161765.jpg


アオバセセリの幼虫が葉を綴り、
f0177529_13165418.jpg

フクラスズメの幼虫も大きくなりました。
f0177529_13173934.jpg


楽しみにしていたサカハチチョウが訪花し、
f0177529_13182232.jpg

クモガタヒョウモンも飛来。
f0177529_13185159.jpg


こころ弾む一日でした。
(報告、一日館長:三木進)
by konchukan1 | 2015-09-14 13:19 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)