佐用町昆虫館オフィシャルブログ


by konchukan1

<   2015年 06月 ( 11 )   > この月の画像一覧

6月28日(日)の昆虫館

一日館長:近藤伸一 サブ館長:岡田浩資
スタッフ 野村智範 竹田真木生
天気:曇り
入館記帳者:77人(100人を軽くオーバー)

曇り空の中、
たくさんの来館者で久しぶりに昆虫館は賑やかでした。
記帳者数は77人でしたが、100人を軽くオーバーする皆さんが来てくれました。
記念撮影
f0177529_12285849.jpg

f0177529_12291454.jpg


今、貴重な植物が一番元気な時期で、普段見られない昆虫なども見つかります。
その一部を写真で紹介しましょう。

昆虫館のめずらしい植物
 1 キクガラクサ
f0177529_12313343.jpg

 2 イワツクバネウツギ
f0177529_12314870.jpg

 3 コヤスノキ
f0177529_123254.jpg

 4 チトセカズラ
f0177529_1232189.jpg

 庭の昆虫など
 5 アオバセセリ幼虫
f0177529_12324261.jpg

 6 ヘリグロリンゴカミキリののアザミへの産卵
f0177529_12332019.jpg

 7 名のわからない生き物
f0177529_12334182.jpg

※編注:教えて下さい。
 8 名のわからない甲虫
f0177529_1233589.jpg

※編注:トサカシバンムシではないでしょうか(M)。ご意見募集中


タガメのオス・メス見分け方

竹田先生が繁殖用に立派なタガメを持ってきてくれました。
学生さんにタガメのオスとメスの見分け方も教えていただきました。
f0177529_12245073.jpg
タガメ♀
f0177529_1225119.jpg
タガメ♂
よくわかりますね。

懸案の樹名札を付けました。
残りは次回に。

クワガタムシの飼育ケースが過湿になっていて、
岡田さんがきれいに掃除、すべてのマットを入れ替えてくれました。
霧吹きは控えめに!!お願いします。

清水ビオトープ庭園は、シカの影響で、植栽した植物がシカに食べられて、
シカが嫌いな雑草(ベニバナボロギクとダンドボロギク)に占拠され始めたので、
ノコンギクを植えました。
f0177529_12265052.jpg

徐々にシカが食べない花畑の造成を進めたいと思います。

野村先生のイシガメ、クサガメの解説、ドンコの餌やりなどで館内は大いに沸きました。
f0177529_12271420.jpg

(報告、一日館長:近藤伸一)
by konchukan1 | 2015-06-29 12:27 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(2)

6月27日(土)の昆虫館

一日館長:八田康弘 サブ館長:野村智範
天気:曇り時々小雨後晴れ
来館記帳者:26人

 
前日の雨が結構降ったと見えて、
寺谷川の水量はかなり多く、水しぶきをあげていました。

天気は良くならず、
帰りがけになってやっと青空が見えてくる状態だったため昆虫も少なめで、
チョウもスジグロチョウとカラスアゲハがやってきた程度でした。
f0177529_2338167.jpg


野村先生が、今日はカエルではなくカメの展示をされ、
イモリの説明、イモリの産卵の仕方の解説に励まれていました。
f0177529_23422475.jpg


あいかわらずドンコの餌やりは人気があります。
f0177529_233993.jpg


まだモリアオガエルの産卵は続き、イモリも外の池で自然に産卵をしています。

来館者もリピーターが多く、時期を変えて昆虫館の自然、
展示を見に来て下さっているようで、ここの価値を改めて感じます。
f0177529_2342885.jpg

午後になって、久保さんが来られ、山門近くでコムラサキを採集され、
産卵をさせてみるとのことでした。

斎藤さんが心配されていたスズムシは、
野村先生によると6月25日午後に孵化しはじめたようで、
今日も孵化したての白い個体が見られました。
f0177529_23401817.jpg


また、スミナガシの幼虫、カラスアゲハの幼虫を見かけました。
f0177529_2340315.jpg

f0177529_23404356.jpg


サカハチチョウはネットの中で数個体、羽化していましたが、
産卵の可能性があるとのことで、そのままにしてあります。

来館者が卵を見つけられ、何の卵かと聞かれましたが、わかりませんでした。
f0177529_23411320.jpg

どなたかおわかりでしょうか。写真を掲載しておきます。
(報告、一日館長:八田康弘)
by konchukan1 | 2015-06-27 23:42 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)
一日館長:野村智範
天気:晴れ
臨時開館:10:00 ~ 12:30
入館者:29人
佐用町立三河保育園 、園児22人、先生6人。ケーブルTV・佐用チャンネルから1人 

この日は暑い一日でしたが、下界?に比べて昆虫館では
そんなに気温が上がらず、熱中症の心配はなかったと思います。

誰もケガをしないで過ごしてもらったのが何よりです。

今日のお客さんたちは、地元、三河地区の子どもたちだから、
ふだん見慣れている虫などの生き物ではすぐにあきられてしまって、
「また、昆虫館へ行きたい!」とはならないだろう。
地元の子どもたちが一番手ごわいのです。

前もって用意したものは、
虫寄せのためのバイナップルとメロン、
共同作業で卵を産んだモリアオガエルのお母さんとお父さんとその卵塊 ( 卵のかたまり ) 。
ホタルブクロ、
トノサマガエル、アマガエル、カジカガエル、
f0177529_17533670.jpg

f0177529_17541075.jpg
イモリの赤ちゃん

イモリの女子会メンバー ( 産卵後のメスばかり5匹 ) などの両生類、
うなぎを捕まえるためのカゴの仕掛け。
前の日の夕方、ミミズを入れたカゴを池と川に沈めておきました、などです。

はじめに、「走らない」「飛び出さない」「ヘビにさわらない」
「( 半ズボンなので )草むらに入らない」
「イモリやアマガエルをなめたり食べたりしない」ことを約束し、
トイレの場所を確認してから、早速「モリアオガエルツアー」へと出発しました。
f0177529_17545112.jpg

f0177529_1755752.jpg
サカハチチョウをネットイン

「モリにすむアオいカエル父さんとお母さん」の吸盤の威力を、腕にのせて実感してもらい、
卵塊のある場所を見に行ったり、触ったりなどしながら館の周りを一周しました。

その後、館内の見学順路に従って見学や「虫にタッチ」しながら前半が終了しました。
f0177529_17554686.jpg

f0177529_1756294.jpg


後半は、思い思いの場所でいろんな「直接体験」をしたり、
お弁当を食べたりして過ごしてもらいました。
f0177529_17561853.jpg

f0177529_17562877.jpg

f0177529_17563757.jpg
おべんと、おべんとうれしいな♪♪

このときの様子は、来月あたりに、
「佐用チャンネル」で放映されるのではないでしょうか。
f0177529_17573778.jpg

f0177529_17581127.jpg
記念写真を撮ってさようなら!

みんなが帰った後で、ヤマカガシの赤ちゃんがいました。
どこにでもいる毒ヘビなので、知ってもらうために「アルコール漬け」にして展示しています。

最初に子どもたちと約束した「ヘビにさわらない」の意味が理解してもらえれば幸いです。
やみくもに怖がることはないですが、マムシだけが毒蛇ではないことや、
図鑑に掲載されている以外に、
黒色系、アオダイショウ系の色をしたものなどの変化があり、
本来、身近にいるおとなしいヘビらしいですから、
いじめたり触って遊んだりしない限り噛まれることはめったにないそうです。

また、マムシの毒牙が口の前の方にあるのに対して、
ヤマカガシは、口の奥の方にあるので、深く噛まれることで毒液が注入されるらしいです。

昔から「草むらに入るときは、長そで長ズボン、長ぐつで」と言われているように、
ごく普通の「常識」を実行することで
事故は未然に防げるのだと思います。
「マダニ対策」にもなりますし・・・。

詳しくは、「ジャパンスネークセンター」のホームページなどでご確認下さい。
(報告、一日館長:野村智範)
by konchukan1 | 2015-06-26 17:58 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)
一日館長:野村智範、サブ館長:岡田浩資
スタッフ:るり坊(大江君)
天気:曇り後晴れ、時々時雨
記帳人数:28人(来館者は、およそ2倍か)


前日は、予想に反して開館時刻と同時に次々と来館者多数。
うれしい悲鳴に終始しましたが、
本日は、日曜日とあって正午前から、
長林キャンプ場をチェックアウトされた家族連れを中心に多くの来館を予想して、
早めの昼食をとり待ち構えていました。そして…。
午後1時になっても来館者なし。

午後1時30分、やっと一組目の家族あり。
あとは、切れ目なく閉館の4時少し過ぎまで、おもてなしに大わらわでした。
f0177529_23405965.jpg

パイナップルの設置や虫たちの世話をしながら過ごした前半のゆったり感とは一転して、
後半はあっという間に閉館時刻を迎えた感じでした。
f0177529_23423266.jpg

昨日の早朝産みつけられた、モリアオガエルの卵塊の感触を楽しみました。

f0177529_23424792.jpg

f0177529_2343666.jpg


f0177529_23432795.jpg

岡田さんが、
今年最初に羽化したヒラタクワガタをビンから取り出す実演会を「開催( ? )」しています。
メスだったかな?
f0177529_23433420.jpg


f0177529_23434141.jpg
るり坊が入れてくれたトノサマガエル。
タガメは、またたく間に捕まえ、なかなか放そうとはしませんでした。
よほど空腹だったに違いありません。
やっぱり、おたまじゃくしでは、追っつかないのかな。
f0177529_23434730.jpg
f0177529_23435413.jpg

「来訪した昆虫」はというと、
断続的なほんの一瞬の晴れ間にミヤマカラスアゲハのメスが園内を飛び交ったほかは、
シオカラトンボしか確認していません。

相変わらず、寺谷川のカジカガエルの鳴き声と、オオルリのさえずり、
モリアオガエルの鳴き交わし、ヒヨドリのけたたましい声がBGMとして流れていました。

当たり前のように聞き流していますが、
何と贅沢な時を過ごしているのだろうと思い至ります。

るり坊( 大江君 ) によると、お父さんが網舎のすぐ上流で、アカショウビンを見たとのこと。
複数の会員の目撃場所と同じです。
鳴き声だけは多くの方が耳にしているのですが・・・。
今年は、どなたかが撮影に成功されるといいですね。
「昆虫館の歌」に登場する鳥でもあることですし・・・。
( 報告、一日館長: 野村智範 )
by konchukan1 | 2015-06-23 23:44 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)

6月20日(土)の昆虫館

一日館長:野村智範、サブ館長:茂見節子
スタッフ:齋藤泰彦、岡田浩資
天気: 曇時々小雨
記帳人数:58人( 実際の来館者は、少なくとも1,5倍程度 )


天気予報では、昼頃を中心に雷雨または土砂降りの気配がしましたので、
サブ館長の茂見さんも私も、それぞれ、
午前中には園内の樹木の名前を調べたり、
虫寄せのパイナップルをサルに食べられないように設置しようともくろんで来館しました。

土曜日の午前中には、来館者が全くないか、あっても数人ということが多いからです。

ところが、昨年サンTVの取材撮影の日に来館されていた姫路市のご家族を皮切りに、
先月も来館したと言われる宍粟市のご家族など、
大阪、京都、岡山方面からも、切れ目なく来館者が続き、
落ち着いてお昼ご飯を頬張る間も無いほどで、
内心、うれしい悲鳴を挙げ続けていました。

季節は梅雨。
昆虫館の梅雨と言えば、
モリアオガエルの産卵の様子がライブで観察できることが多いのです。

「卵塊」を見たことのある人は多いでしょうが、
産卵の様子を50センチ以内の至近距離から
観察できた人はそう多くないのではないかと思います。
まして、産卵後の「お母さんガエル」とスキンシップを図れる人はそうそう多くないでしょう。
モリアオガエルにとっては迷惑な話でしょうが・・・。
f0177529_7391048.jpg
モリアオガエルの「吸盤力」(? ) 。これだと、木の上で暮らしていても落っこちる心配はないね。実感!

約1年ぶりに、「モリアオガエルツアー」と称し、
卵塊や、トユの中から顔を出している可愛らしいカエルの様子、
ふ化して卵塊から池の中に落ちるおたまじゃくし、
イモリに食べられる卵塊や卵などを観察してもらいました。
f0177529_7392514.jpg


来園した? 蝶類は、茂見さんの捕まえたスジグロシロチョウのみでしたが、
標本室の昆虫標本を熱心にご覧になる人。
ラボのくわがたやカブト、イモリの幼生、トカゲ、
季節外れのエンマコオロギの鳴き声、ドンコへのミミズやり等々の触れ合いと、
思い思いの「体験活動」をしてもらえたのではないかと思います。
f0177529_7404793.jpg
この中には? 二股しっぽのニホントカゲが入っていますよ。

f0177529_741913.jpg
ぼく、さわれたよ!イェー。

f0177529_7415953.jpg
タガメにさわれたよ。満足!

f0177529_7421293.jpg

f0177529_7422666.jpg


貴重な写真を一枚。
f0177529_747137.jpg

池の水面に仰向けになって産卵しているニホンイモリ。通称アカハラ。
おしりの辺りで下向きに折れ曲がっている葉の中に一個の卵が産みつけられました。
ラボ内のイモリの幼生の入った小型水槽の中に入れています。
産卵日時は、2015年6月20日(土)15:08。
約3週間後のふ化日時は?
楽しみ・・・。

兵庫県立大学の学生さんが、研究のためでしょうか、
昆虫と人間との関わりについて次々と質問されました。
十分答えられないでいるところへ、
齋藤さんと岡田さんが来てくだいましたので、バトンタッチしました。

ほっ。御両人は、この後昆虫館で「灯火採集」のため宿泊されました。
いろんな虫が集まってきそうな予感を感じながら昆虫館を後にしました。

昨年は7月上旬にふ化したスズムシや網舎の中を飛び交うカブトムシ、
駐車場辺りを中心に幻想的な世界をかもし出してくれるヒメボタルの光の筋、
ときどきそこを横切るゲンジボタルの一筋の光、
寺谷川のカジカの音(ね)をBGMに繰り広げられる
昆虫館ならではの世界にワクワクさが隠せません。

同時に、自動車、シカ、サル、クマ、イノシシなどの野生動物、
マムシ、ヤマカガシなどの毒ヘビなど、
夜間には昼間にはあまり無い危険と隣り合わせなのもまた、現実ですが。
( 報告 : 一日館長 野村智範 )
by konchukan1 | 2015-06-21 07:45 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)

6月14日(日)の昆虫館

一日館長:八田康弘 サブ館長:茂見節子
天気:曇り時々 晴れ
入館記帳者:58人

昆虫館に展示するよう頼まれていた
石川君のオオゴマダラチョウの折り紙は
標本室にすでに展示されていた折り紙の横に展示しておきました。
f0177529_18254331.jpg


今日は昆虫道場のある日でした。
まだまだ開会には時間があるのに、
開館の準備をしていると、金子さんをはじめとするスタッフの皆さんが続々とこられました。

いつもは、午前中の来館者は少ないのですが、
今日は昆虫道場受講生の来館とともに、
キャンプ場から若い大人が集団で来られ
子供以上に、展示してある昆虫に触れてわいわいと、
賑やかなスタートとなりました。
f0177529_18264131.jpg

f0177529_18265099.jpg

来館者は記名数以上あったと思います。

昆虫道場の様子は報告あると思いますが、
皆さん、東さんのとんぼ講義のあと、野外採集に出かけられ、
トンボを中心とする採集に本当に熱心に取り組んでおられました。
アオハダトンボをはじめ採集の成果はあったようです。
f0177529_1829091.jpg


サカ八チチョウ、ジャコウアゲハの幼虫が順調に育っているなか、
f0177529_18291815.jpg

チョウの飛来は、スジグロチョウ、ジャノメチョウ、
キチョウの仲間などがときたまやってくる程度で少なめでした。

ハサミムシは地面の上とばかり思っていましたが、
今日は葉の上にもいることを知りました。
f0177529_1828147.jpg


恒例の茂見さんの紙芝居は、
昆虫道場があったこともあって、
今日は野外劇場となりました。
f0177529_182847100.jpg

(報告、一日館長:八田康弘)
by konchukan1 | 2015-06-18 18:29 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)

6月13日(土)の昆虫館

一日館長:芳川雅美、サブ館長:平木道夫
天気:晴れのち曇
入館記帳者:合計40人。大人18人、子供22人。圧倒的に未就学児が多かった。

 幼児が多かったせいか、
お絵かきを勧めるとお母さんが積極的に子どもに描かせ、
子どもも乗り気になって頑張っていました。
f0177529_18173775.jpg

自分で書いた絵を持ち帰る子がほとんどで、貼れたのは2枚だけ。
f0177529_18174875.jpg

f0177529_18175780.jpg

庭で興味を引いたのはイモリ池、ジャコウアゲハの幼虫、そしてモリアオガエルの卵塊。
その卵塊の1つが、門を入って、すぐ左前方の通路上の枝に錯誤産卵(?)されていて、
池上に移してやろうと思いましたが、そのままにしてきました。よろしくフォローください。
f0177529_1818244.jpg

f0177529_18183612.jpg

f0177529_18185066.jpg

久保さんから電話いただいたサカハチチョウ幼虫の袋掛け、
見てみたら蛹化・未蛹化混在していたので、これもそのままにして、袋外しませんでした。

同行した桜井氏と平木氏、小生の3人の昨日の収穫〈目撃含む)は、
クロアゲハ・スジグロシロチョウ・ヒメキマダラセセリ・ヤツメカミキリ・モンキカミキリなど。
(報告、一日館長:芳川雅美)
by konchukan1 | 2015-06-18 17:54 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)
「こどもひかりフェスティバル in 仙台」が6月14日、仙台市縄文の森広場(仙台市太白区)で開かれました。「いどうこんちゅうかん」は、5月の福島県田村市に続き、今年2回目の参加です。

6月13日。カヤ虫採集のため仙台へ前日入りです。
仙台空港で、今年4月に仙台に引っ越されたばかりの会員の清水哲哉さんと合流。
佐用町昆虫館で大活躍だった清水さんが「いどうこんちゅうかん」に初参加です!

仙台空港から清水さんの車で約20分。名取市閖上地区に到着。
f0177529_13504513.jpg

高台より閖上地区を望む。 霧の向こうに海が…

この地域は東日本大震災で多大な被害に見舞われた所で、未だに建物のない更地が広がり復興への道のりの険しさを感じました。
もともと神社があったという高台(日和山)へ登ると、津波にさらされ傷つきながらも枯れずに生き残った松の木があり、この地を襲った津波の高さに驚かされました。

f0177529_13511171.jpg

今なお更地が広がる


「閖上の記憶」という震災の記念館を訪問。
写真パネルや映像でその日のことを伝えるとともに、心に深い傷を負い決して、決してその日のことを語ろうとしない子どもたちの心のケアの取り組みについて紹介されているところでした。

家庭を離れ、学校や保育所で過ごしていた時間に地震は起こり、津波から逃れなければならなかった子どもたち。どんなに心細かったことでしょう。
名取市で亡くなった方は913名、行方不明者80名といいますが、閖上地区が大多数を占めているとのことです。

f0177529_13513852.jpg
津波に壁が突き破られた建物が今も残る

早くこの地の復興が進み、人々の心に平穏の日々が訪れることを願います。




見学のあとは、恒例 太白山でのカヤ虫採集です。
f0177529_23013899.jpg
川辺でトンボを採集しました。でも、今年はムシが非常に少ない!

f0177529_132161.jpg
展示に使えるような毒のないレピの幼虫(いもむし・毛虫)を探していたのですが、子どもに人気がありそうな種類にはなかなか出会えず・・・

f0177529_113727.jpg
唯一出会えたオオトビモンシャチホコの幼虫
でも見た目がちょっとかわいくないので持って帰りませんでした。



f0177529_23050414.jpg
清水さんの車で、近くの旗立緑地に場所を変えて採集(これが太白山です!)

f0177529_23064048.jpg
東北は、この時ちょうどさまざまな虫の端境期だったらしく、子どもに人気のありそうなアゲハ類は全然見当たらず、モンシロチョウ・モンキチョウ・ミドリヒョウモンなどをカヤ用の虫として確保しました。


しかし、最後の最後に清水さんがカラスアゲハを発見! 無事確保しました。
明日は目一杯働いてもらいます!

そして結局幼虫は見つけられないまま、明日の下見のため「仙台市縄文の森広場」へ。



下見も済んで帰る直前、広場に植えられている栗の木を見ていると・・・
f0177529_1113637.jpg
クスサンの幼虫です!
軽く探して8匹ほど見つけることができました!

もう終齢幼虫で、サイズからみても数日以内には地面に降りて蛹化しそうな幼虫です。ほんとうにグッドタイミングでした!
明日は数時間ごとに交代してもらいながら、しっかり働いてもらおうと思います。

私自身、遠征での「いどうこんちゅうかん」は初参加なので、明日がとても楽しみです!
たくさんの子どもたちに虫と触れ合ってもらいたいと思います。



(報告:川崎安寿)


by konchukan1 | 2015-06-13 16:48 | いどうこんちゅうかん | Comments(0)
6月14日(日)「こども☆ひかりフェスティバル in 仙台」の当日です
仙台市縄文の森広場に、全国から10を超える博物館・美術館が集まりました。

たくさんのプログラムの内容はこちらから。
f0177529_23171446.jpg
朝のあいさつ。小雨が気になる天気ですが、みなさんの元気で頑張ります ‼
f0177529_23193485.jpg
準備開始です。 

f0177529_23221588.jpg
今日のむしむし隊はこのメンバーです。今回もこどもひかりの東北ユース(東北大学・宮城教育大学の学生)の3人が手伝ってくれます。水分補給して、がんばるぞ ‼
f0177529_23245837.jpg
10時のフェスティバル開始まえから、もうお客様が続々 ‼
竪穴式住居とカヤが並ぶのは初めてのこと。清水さんが立ててくださったグリーンの網が「いどうこんちゅうかん」の目印です ‼

f0177529_23271467.jpg
f0177529_23303372.jpg

ケムシ(クスサンの幼虫)やイモリも用意。意外とこいつらかわいいんやで~~。
スタッフの女の子らが魅力を熱弁。

f0177529_22244283.jpg

やっぱり虫を触るのはこわいよね。。。でも、触れるようになった人も




 
f0177529_23312294.jpg

今回も、昆虫標本を見ながらの塗り絵も用意しました。こちらも大好評でした。

f0177529_23331250.jpg



f0177529_23420022.jpg
カヤは満員になるほど大好評 ‼ ‼ ‼
午後になると蚊帳の中はめっちゃ熱くなりましたが、昆虫少年少女にとっては気になりませんでした。
f0177529_22241534.jpg

カヤの中にはミヤマカワトンボやサナエトンボを入れときました。う~ん豪華。

f0177529_22581981.jpg

女の子のほうが好奇心が強く、積極的に昆虫ふれあっていたイメージが。。。
男の子、頑張れ (笑)

f0177529_22591278.jpg

f0177529_23335221.jpg

午後も子どもたちの列は途切れません。



f0177529_23342554.jpg
ナナフシ~~!
f0177529_2315499.jpg
やっぱり、カブトムシ、クワガタムシは大人気! まさに昆虫の王者。




f0177529_23441635.jpg
たくさんの小さなお客様に楽しんでもらって、フェスティバルは3時に無事終了 ‼  今回のフェスに全国から参加したメンバーです。他のコーナーの写真はこちらから
f0177529_23445483.jpg
仙台まで走ってきた「ゆめはく」の前で。今回のむしむしメンバーです ‼


今回、初めて東北入りをしました。期待と不安が入り混じる中 今回参加し、ほとんどずっと蚊帳担当でした。午後からは東北とは思えないほどの暑さで少ししんどかったけど、それでもなんといっても子供たちの元気 ‼‼
この暑さの中、顔を真っ赤にさせつつチョウやトンボに夢中になる少年少女たちでいっぱいでした。そのため余計にヒートアップ!熱くなったのですが (笑)
それだけではなく、僕たちも童心の頃の元気と好奇心を分けてもらいました。さらに、ほかの大学の子とも交流することができ、貴重な経験をさせていただきました。
(報告:中野彰人)


たいけん者数:670人
こどもとむしの会スタッフ:吉岡朋子、清水哲哉、中野彰人、川崎安寿
こどもひかり東北ユース:高橋美優、小林希望子、板橋寿明




こちらは、清水哲哉さんから後日届いたメールです。

はじめての「いどうこんちゅうかん」、はじめての地元 仙台でのむしイベントということで大変楽しみにしていました。
天候と人手を心配していたのですが、天候もおおむね晴れで、途切れることのないこどもたちの訪れに圧倒されたほどでした。活き虫以外のコーナーはのぞく暇もありませんでしたが、それぞれのコーナーでたくさんのこどもたちを相手に活躍されたスタッフの皆様に感謝申し上げます。
地元での開催とのことで、もっと仙台の虫に触れてもらいたかったのですが、時期的に大型昆虫の調達ができなかったのが、ちょっと残念でした。





by konchukan1 | 2015-06-13 16:47 | いどうこんちゅうかん | Comments(0)

6月7日(日)の昆虫館

一日館長:三木進、サブ館長:三木幸子、スタッフ:岡田浩資
天気:晴れ後曇り
入館記帳者:75人

梅雨の晴れ間、洗濯や家事に忙しく入館者は少ないだろうと予想し、
岡田さんに助っ人をお願いし、
溜まっていた昆虫館の雑事をこなそうと計画!

9時30分から、最初の難題、動かなくなった網舎の鉄扉に挑戦!
レーンの下に入り込んだ石や土が鉄扉を動かす度に磨り潰されて粘土状に。
f0177529_12191812.jpg


それを少しづつ、レーンの隙間から掘り取る。
f0177529_1220056.jpg


これがなかなか厄介で、二人で何とか作業を終え、鉄扉は二つとも容易に動き、
きっちり閉まるようになりました。

気が付くと入館者が続々!
網舎にモリアオガエルの雌が、玄関の側のブッドレアの葉にシュレーゲルアオガエルがいて、
モリアオの卵塊があちこちに。
そして野村先生が用意した大量のモリアオのオタマジャクシ!
これだけあれば、説明に事欠きません。

何度も観察会をひらきました。

ラボでは、いつもの風景。
f0177529_12273242.jpg

f0177529_12275240.jpg


館の外では、イモリとりが人気。
f0177529_12284619.jpg

こんな風景もいいですね。
f0177529_1229426.jpg


ナナフシを捕まえたいと、
ブログを見て来られた父子が一日の最後に見事にネットイン。
f0177529_12344039.jpg


「来てよかった!」の声を何度か聞きました。
こちらこそ、来ていただいてありがとうございました。
(報告、一日館長:三木進)
by konchukan1 | 2015-06-08 12:31 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)