佐用町昆虫館オフィシャルブログ


by konchukan1

落ち枝でのカブトムシビオトープ作り

昨日は北須磨自然観察クラブの月例会日でした。

先月の活動の際に、ご父兄からご提案がありました
落ち枝を使ってのカブトムシビオトープ作りをしました。
森林ボランティアのOさん、ご指導ありがとうございました。

いい物ができて、びっくりしています。
考えているよりもまずはやってみなあかんな、と思いました。
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(落ち葉での堆肥作りはこんな感じだったのではないか、と思いました。
Y氏、写真撮影ありがとう。)
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(コンパネ製。一人でも製作、設置できますが、こうやって見ると味気ないですね。
しかし、こちらにも多数の幼虫を確認しました。)

今までのコンパネを使ったものより、見栄えがいいです。
より、みんなで作った達成感もあります。
一人で作るには大変でしょうが、多人数ですれば
短時間で落ち枝も集まります。
寸法をそろえるノコギリ引きも、
家のノコギリ持参でみんなで引けば、あっという間です。

まずは、落ち枝集めです。
集めてから、一番たくさん寸法が取れる長さを
枡の一辺にすればよいと思います。アバウトでいいと思います。
寸法をそろえた枝を組んで、枡の四隅を鉄の杭を三箇所打ち込み留めました。
先端恐怖症の僕でも“イーッ”とならないように、
鉄杭の先端にプラスチックのキャップをかぶせました。安全面でも良いと思われます。
特に、鉄の杭にこだわる必要もないと思います。
クラブ員、ご父兄さん、40人弱で一時間でできました。

二シーズン前に作った、第一号ビオトープを、調査兼ねて解体しました。
これは落ち枝を、ただ積み上げただけのビオトープです。
ごろごろとカブトムシの幼虫が出てきます。
クラブ員の興奮と喜びの声が須磨の裏山に響きます。
“まだ、赤ちゃんやから、乱暴にしたらあかんでー”と声を掛けます。
幼稚園のクラブ員も、ちいさな手のひらに、むちむちの大きな幼虫を乗せてご満悦です。
みんなで新しい落ち枝ビオトープに移しました。

この森は乾燥していて、
そんなにたくさんカブトムシが生息しているような雰囲気ではなかったのですが、
落ち枝や落ち葉を少し積むだけで、多くの産卵があったのには驚きです。
条件さえととのえば、増えるのがやはり“虫”だな、と思いました。
産卵数も多いわけですし。

それと、いつもビオトープ製作後、思う事なのですが、
森の中が、明るくすっきりするように思います。
これが、里山の整備、といわれている事なのか、と実感しています。

昔の“芝狩り”をカブトムシビオトープに置き換えて、森の整備にもいいと思います。
カブトムシはサイズもあるので、分解能力も高いと思います。

枝拾いの際には、コクワガタの新成虫や幼虫など、いろいろな昆虫も見られます。ヒナカマキリも観察できました。

実り多い秋の日曜日でした。

(むしめがね)
by konchukan1 | 2008-10-27 13:47 | 季節の話題・イベント情報 | Comments(0)