佐用町昆虫館オフィシャルブログ


by konchukan1

こども☆ひかり「ミュージアムキッズ!Party 2017」11月19日(日)神戸アートビレッジセンター

冷たい風の吹きはじめた 11月19日(日)。神戸アートビレッジセンター(新開地)にて、ちっちゃい子向きの「Musium Kids!Party 2017」が開かれました。今回は沖縄県立博物館と九州国立博物館をお迎えして、関西のミュージアムが集まり7つのブース展開です。風の冷たい日曜日、お客さまはたくさん来てくれるでしょうか?
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わたしたちムシ班は「むしむしたいけん」。カヤと生き虫の構成です。昼でも気温が10℃前後と低いので、人間だけでなく虫さんたちの動きもゆっくりです。

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タガメさんだぞ!

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小さいお客様が多かったので、ちっちゃい虫さんたちが大活躍!
チビクワガタとニジイロクワガタに、「いいこ」「いいこ」・・・してくれました。

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ニジイロさんと記念撮影!パパ、じょうずに撮ってね!

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前の週に大倉山で採ったオオカマキリ。寒さのせいであまり早く動かない(動けない?)ので小さなお友だちにもさわれるチャンスです!
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手から、そでを登ってえり元に!ちょっとおっかなびっくりの彼。最後は余裕でつかまえることができました!


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われらがアイドル!イモリちゃん! 水が冷たく、手がキンキンに冷えても「かわいい!」「かわいい!」の連発。


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こちらはオオウスバカゲロウの幼虫、アリジゴクです。
でもこの子たち、落ちたら抜け出せなくなるいわゆるすり鉢状の蟻地獄トラップは作りません。密度が高いと共喰いの可能性もアリというので1匹づつ分けてケースに入れてます。砂をゆすってアリジゴクが出てきたら、そのあと観察!
砂から掘り起こされると「ありゃ、たいへん!」と砂の中に、じゃ、じゃ、じゃっとお尻からもぐっていきます。狩りに大事な大顎の先だけ砂から出してエサが通りかかるまで待機です。これで体長2cmぐらい(終齢)。 アリジゴクの中でも特大なので細かい毛までよく観察できます。

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11時過ぎから急に強い風が吹き出し、虫と遊んでいた子どもたちはみんな建物の中のブースへ移動。。。
カヤは、ひとり貸し切り状態になってますね。待ってるパパとママは思いっきり寒そうです!



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午後になって陽も射すようになり。子どもたちが戻ってきました。カヤの中は親子でたのしそう!
11月半ばにカヤをするのは初めてです。カヤ虫が集まるのかどうか心配でした。八木先生は10日ぐらい前からコツコツ虫採り。私もParty 前にブロッコリーや大根畑にわずかに飛ぶモンシロチョウを採りに行きました。久保さんが、飼育していた目玉模様のタテハモドキをたくさん送ってくださったので、寒い中でもバッタや蝶がとぶカヤができあがりました。ありがとうございました! 11月ともなると、カヤ虫確保は結構大変です!

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カヤの中にはオオスズメバチのオスも4匹! 八木先生が採って来られました。
「えええっ!?」って? 大丈夫。オスは刺さないんですよ!でも、ほかのところでは用心のためスズメバチをさわらないでくださいね。死にかけで地面に落ちているメスでも、いきなりバチンと刺すこともあります。「要注意!」「さわるな危険」です!
近くでよ~く見ると、オスはかわいいものです。顔を洗ったり、触覚であちこちチェックしたり。サングラスかけただんごっ鼻のおじさんにも見えるけど? メスは、はじめっからケンカ腰だし、ブーンと直線的に飛んでくるので、全然フレンドリーじゃありません。
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今日はオオスズメバチ(♂)が大人気。めったに さわれないもんね!



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11月19日は神戸マラソンの開催日でもあったので人が多かったのかもしれません。

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街を往く人々も「なにしてるの?」と見て行かれました。
「虫、売ってるんか?」「この虫なんぼ?」と、関西ならではの質問も!
昔の昆虫少年たちはけっこう詳しくて、「むしむしたいけん」懐かしみつつ楽しんでおられました。



寒さのため、虫の動きもゆるく、小さな子にも安心してオオカマキリやタガメやオオスズメバチをさわってもらえましたし、オオウスバカゲロウのアリジゴクもゆっくり観察してもらえました。冬眠しかけを起こして連れてきたオオクワガタは「生きてるの?」と何人にも聞かれてました。ヘラクレスの動きももゆっくりでした。いっしょうけんめい集めたカヤ虫も子どもたちに楽しんでもらえました。全体にひとりひとりの滞在時間は長かったように思います。

いつもの「こども☆ひかり」では訪れることのない、地元 新開地の方々も多数見て行かれました。
「虫、売っとるんかいな?」と見に来られたオジちゃんからは、子ども時代にクワガタをどう呼んでいたかを教えてもらいました。「大将(オオクワ?)やろ。」「ゲンジ」(ミヤマ)、「水牛」(ノコギリ)、「ヘイタイ」。 兵隊ってコクワのことでしょうか?「よう採りに行ったわ。」と。ニジイロクワガタを見て「こんなハイカラさんは見たことないわ!」と大笑い。オーストラリア生まれですもの。見たことないでしょう! ヘラクレスには「どんだけ食べたらこないに大きくなるんや?」と。もっとオジちゃんたちと積極的にしゃべればおもしろかったかもしれません。

近所のパン屋さんのご家族も来てくださいました。弟くん。最初はおっかなびっくりでお姉ちゃんの後ろから見ていましたが、オオカマキリととってもなかよくなったようで別れ難かったみたいです。このお腹の大きなオオカマキリは新開地近辺で採ったので、彼に逃がしてもらうことになり、大事そうに手にのせて帰っていきました。

建物の中も楽しかったようです。「葉っぱコネクト」の大きな作品がつりさげられていました。この時期ならではの色とりどりの葉っぱを貼りつけた大きな絵です。沖博の三線もこれから習いたいと言った子がいたそうです。隣の「どんぐりコロコロ」からは小さい子たちの笑い声がきこえてました。Mkids Party。みなさんに楽しんでいただけてよかったです!





参加者親子 : 約 80人 
通りすがりの新開地の方々 : 約 30人
「むしむしたいけん」スタッフ : 八木 剛・篠谷 遼太・濵田 悠太・吉岡 朋子(報告:吉岡)







by konchukan1 | 2017-11-20 17:37 | いどうこんちゅうかん | Comments(0)