佐用町昆虫館オフィシャルブログ


by konchukan1

2017年8月15日(火・お盆臨時開館)の昆虫館

一日館長:清水哲哉 サブ館長:久保弘幸
スタッフ:野村智範
来館記載者 123名 天気 雨

お盆の6日連続開館とその次の週末の開館のため、仙台より、羽化の展示用のカラスアゲハの蛹約60個、網室に放すアサギマダラ約100匹、ほかカワラハンミョウ、ルリボシカミキリ等の東北産の昆虫と庭に植える植物の苗を車に満載して、8月10日から久しぶりに佐用町昆虫館を訪れました。
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到着後、ゴールデンウィークに作ったアリジゴクの団地が、たくさんのエサをもらったおかげで多くが成虫ウスバカゲロウになって過疎化が進んでいたので、昆虫館周辺で新たな住人を採集するなどして、お盆に臨みました。
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一日館長を担当した15日は終日雨の天気。来館者はお盆も後半ということで若干少なかったが、外での観察ができないため、館内は満員状態でした。
準備したカラスアゲハの蛹は、次々に羽化し来館者を楽しませました。クワガタ類の並ぶカウンターでは、初めてクワガタへタッチに挑戦するお子さんもいました。
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久保さんは、来館者のリクエストに応じて、チョウ、セミ、カミキリムシ等の標本づくりを次々に伝授していました。
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私は、昆虫館でより多くのこどもたちが昆虫採集を楽しむよう、むし網置き場に虫取りへの案内を掲示しました。
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追加情報
昆虫館滞在中、5月に千種川下流の上郡町内で採集し、展示していた色の黒っぽいヤモリについて、末宗さんがタワヤモリというニホンヤモリとは別種のヤモリであることを発見しました。
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見分け方は、タワヤモリのうろこが同じ大きさばかりなのに対し、ニホンヤモリはところどころに大きなうろこが混ざるとのことです。
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タワヤモリは四国と瀬戸内海沿岸にしか分布しない日本特産種であり、しかも兵庫県ではレッドリストAランクの希少種のとのこと。貴重なタワヤモリを、10月の虫納まで大切に飼育していただきたいと思います。
(報告 清水哲哉)
by konchukan1 | 2017-08-15 21:38 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)