佐用町昆虫館オフィシャルブログ


by konchukan1

6月10日(土)の昆虫館

2017年6月10()
一日館長 : 野村智範、サブ館長 : 茂見節子
天気 : 晴れ
来館記帳者:37

昆虫館に到着すると、池の方から賑やかなモリアオガエルの鳴き声が聞こえてました。
3日前にはなかった卵塊が、池の水面近くや三連池周辺の木の枝葉などに10
個以上産み付けられていました。
カエル本体を捕まえて、来館者に卵塊とセットで見てもらおうと終日探し回りましたが、捕まえられないままむなしくも閉館時刻がきてしまいました。
声はすれども姿は見えずでした。明日こそは・・・。

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常連さんのお母さんとお子さんが、マーキングされていないメスのアサギマダラを捕まえられたので、早速油性マジックで、
SAYO 6.10 MK」と標識して放蝶しました。もし捕獲された方は、昆虫館に連絡いただけるとありがたいです。(土日祝日のみ)
アサギマダラを研究し、インターネット上で情報をやり取りしている団体には、メールで知らせています。

「旅する蝶」として有名なアサギマダラですが、過去に昆虫館に飛来した個体の主なものは、滋賀県大津市から、福島県のスキー場からなどです。
昨年、佐用町内から高知県まで移動した記録があるようです。全国的には、長野県松本市から香港まで移動した個体が最長でしょうか。

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いつものクワガタやマダガスカルオオゴキブリとのふれ合いのほか、本日と明日のみ来てもらっているイシガメや三連池のイモリに触ったり、昆虫館周辺でのニホンカワトンボやチョウ、ホタルの仲間を捕まえたりと、長時間滞在される方多かったです。

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神戸からの会員ご家族が見つけられた蛾の繭と思われる黄色の「物体」が何なのかが「宿題」となりました。

キノカワガの繭のようですが、詳しい方の鑑定をお待ちします。

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相変わらずウスバカゲロウの幼虫である「アリジゴク」が人気で、何度も餌を運んではじっと見入る子どもの姿が印象的でした。

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梅雨が本格的になると、昼間でもモリアオガエルや、その産卵の様子が見られる楽しみもあるのですが、同時にカエルをねらうマムシやヤマカガシなどの毒ヘビも出没する可能性もあります。また、虫を追いかけて思わず道路に飛び出したりすることにもなりかねません。

ヘビには触らないとか、飛び出さないなど、安全に十分注意して楽しんで頂けたらと願うばかりです。
  (
報告、一日館長 野村智範)


by konchukan1 | 2017-06-11 05:54 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)