佐用町昆虫館オフィシャルブログ


by konchukan1

12月30日の昆虫館~冬でも虫は生きている~

 今日は、昆虫館に展示していた蝶の標本を回収しに行ってきました。春から秋まで、展示室にずっと展示されていた蝶の標本箱13箱です。毎年冬の間には、標本の修理やら手入れやらをしなくてはいけません。そうしないと、せっかくの標本にカビが生えたり、展翅にゆがみがでたりするのです。防虫剤も入れ替えなくてはいけません。虫屋は、冬でもけっこう忙しいのです(笑)。

 昆虫館の庭は、木々の落ち葉で埋まり、森閑とした姿で年の瀬を迎えています。
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 でも、よく探してみると、アサギマダラの小さな幼虫君が、キジョラン葉に丸い穴をあけながらお食事中でした。小さいけれど見えるかな?
 
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 川のふちにのびたミヤマハハソの枯葉には、アオバセセリの蛹が眠っています。
 
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 5月の風が香るころになれば、深い緑色の翅をひらめかせる、愛らしい蝶が生まれることでしょう。

 昆虫館からの帰り道、誰もいない「自然観察村」でエノキの根元を探してみると、オオムラサキとゴマダラチョウの幼虫が、仲良くお休み中でした。春までがんばって、無事に成虫になってくれますように。
 
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 これからしばらく、寒い日々が続きます。皆さんもどうかお元気で、新しい年を迎えてください。そしてまた、春になったら昆虫館に来てくださいね!!
by konchukan1 | 2016-12-30 23:18 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)