佐用町昆虫館オフィシャルブログ


by konchukan1

7月10日(日)の昆虫館

一日館長:野村智範、サブ館長:八田康弘
天気:晴れ時々曇り
記帳者:71人


雨降り続きでしたが、
昆虫館の南、約20㎞にある自宅を出たときは、
いよいよ梅雨が明けるのかと感じられるほど、
陽射しが夏のそれでした。

いずれにしろ、昨日までとは明らかに違う「気候」でした。

サブ館長の八田さんとほぼ同時に到着し、
開館準備をしました。

廊下は完璧に湿気ていたので、モップで拭いてはみたものの、
なお滑りやすいので、注意書きをしたり、トイレ、ベビールーム、廊下の窓を開けたり、
標本室やラボのエアコンを除湿モードで運転しました。

ひと息ついたところで、園庭の見回りをしてみると、
池のそばの昆虫ゼリーを置いたトラップにクロコノマチョウが、
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三連池の上と、
そばのイモリの幼生を養っている大型容器の上に、
新鮮なモリアオガエルの卵塊がそれぞれ一個ずつ産みつけてありました。
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時期的には遅い産卵だなあ、昨日までとは何か違うぞと思いながら、
裏にある3つのガラス水槽の「カブト養成所」のフタを取ってみると、
何と産まれているではありませんか。
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まだかまだかとみんなが待ちわびていた待望のカブトムシの姿に、
大した世話をしていない私でさえ、
「やったあ。」と思わずつぶやきました。

メス一頭にオス六頭、計七頭。
早速、三木さんに相談し、
ちょうど来館したばかりの姉弟に手伝ってもらい網舎に放しました。
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餌のパイナップルも置いておきました。
(カブト)ムシの知らせか、
一個のパイナップルを持ってきていたのです。
「グッドタイミング!」と自分で自分をほめてあげました。
明日からも次々羽化することを願いながら、昆虫館を後にしました。

と、ここで終わってしまっては、
責任を果たせませんので、続けて報告します。

昨日、地元の河崎(こうざき)集落の淡路自治会長さんのお宅から、
水槽ごと借り受けた「アルビノの子ガエル」。
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ちょうどひと月前の6月10日には、
「アルビノのオタマジャクシ」として展示していましたが、
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普通のアマガエルと比べると、
動きや餌をとるしぐさが弱々しく感じられるのですが、けなげに生きようとしています。
オタマジャクシだった頃の姿から、トノサマガエルだと思うのですが、まだ自信はありません。

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最近の来館者の傾向としては、
家族連れの方々は、最低1時間以上滞在される方が多く、
リピーターのご家族は、
お弁当を昆虫館で食べるつもりで来られる方が増えてきたように感じます。
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また、「虫にさわれるところとして調べたら、佐用町昆虫館があったので来ました」とおっしゃる方も徐々に増える傾向にあります。
今日も、はるばる奈良県生駒市からのご家族が昆虫館めざしてお越しになりました。
以上、少しばかり長い報告といたします。
( 報告、一日館長 野村智範 )









by konchukan1 | 2016-07-11 19:32 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)