佐用町昆虫館オフィシャルブログ


by konchukan1

1月29日(金)の昆虫館

大寒波到来以後、
20㎝程の積雪がありましたが、
そろそろ雪が解けている頃だろうと思って昆虫館の様子を見に行きました。
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修繕してもらった池には、しっかりとした氷が張っていました。
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池にあった植物や水生昆虫も春になって
池に帰されるのを心待ちにする「ささやき」が聞こえました。
空耳ではなかったと思いますが…。
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アオキの実の赤がとても目立ちます。
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近くの真っ赤な実も。
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そこだけがあったかそうに見えるから不思議です。

三連池も氷結していますが、
向かって右端の池の藻の中では、
数匹のイモリたちがじっと寒さに耐えていました。
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水路も氷結していましたが、
早ければあと10日以内に、ヤマアカガエルの産卵があることでしょう。
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ビオトープのメダカたちも、
氷の下の枯れ草の隙間でじっと動きはしませんが
、確かに息づかい(?)を感じます。
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清水さん植栽のヒガンバナも順調に球根を養っているように見えます。
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まだまだ寒い日は続くと思いますが、春遠からじです。
まもなく立春です。
お日様の光は、確かに春です。

私事ですが、昨秋生まれたオオサンショウウオの赤ちゃんたちが、
産卵巣穴から旅立つ時季です。
数ヶ月の間、イモリやカメなどの外敵から守ってもらっていた
「ヌシ」と呼ばれるお父さんの元を離れて旅立つのです。

巣穴の外では、イモリたちが手ぐすね引いて待ち構えていてもです。
3~4㎝の小さな体を健気にくねらせながら旅立つ様は、
高校や大学の卒業式の時期と重なる時期でもあるので、
思わず、「がんばれ!」と声をかけてしまいます。

佐用川で、
今週7日(日)に「幼生調査」をします。
年間を通して唯一の昼間の調査です。

2000年2月3日(日)に初めて確認して以来、毎年見つけていますから、
毎年繁殖しているのは確実ですが、
大人になるのはほんの1パーセントにも満たないのではないかと言われてはいますが、
はっきりしているわけではありませんが…。

ともかく、寒い寒い日は続きますが、
昆虫館にも確実に春の足音が近づいていることだけは確かです。
(報告、野村智範)

 
by konchukan1 | 2016-02-01 15:50 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)