佐用町昆虫館オフィシャルブログ


by konchukan1

7月11日(土)の昆虫館

一日館長:野村智範、サブ館長:八田康弘
天気:曇り後晴れ、蒸し暑い一日
記帳者数:40人

幸運は、開館前から始まっていました。
4時間前、水路の点検を兼ねて、
昨日まで昆虫館に「滞在」してもらっていたイシガメの「コモくん」を
千種川の堤外水路脇の本流にお返しした数十秒後、
ふた周りほど大きい「タカさん」(♀だと信じてる) が
水路脇山側の岸を歩いているではありませんか。
今日と明日、昆虫館に「滞在」してもらうべく、共に自宅へと向かいました。

3時間前。そろそろ、昆虫館に行く準備をしようかと思っていた時、
知り合いの樫本さんから、「赤いクワガタのような虫を捕まえたので見てほしい」との電話。
「もしかして、でもまさか…」とは思ったが、
職場に行き一目見るなり「まさか」が的中し驚いた。
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樫本さんも調べておられたが、
3年前に昆虫館で初めてお目にかかった生きた「 ヒラズゲンセイ」ではないですか。
提供して頂き、自分が捕まえたわけでもないのに、意気揚々と昆虫館に向かいました。

開館30分前。
すでに八田先生によって開館準備が整えられた昆虫館に遅れて到着した直後、
「ヘビトンボがふ化していますよ」と八田先生の声。
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なんと、
「小さな小さなわんばくたち」が
うじゃうじゃと卵塊から水面に落ちているではありませんか。
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この卵塊は、6月27日に八田先生と一緒に館長、サブ館長をしていた時、
お客さんが館内の木で発見され、
なんの卵か質問されたけれども答えられなくて、
八田先生がブログ上で「公開質問( ? )」の結果
、『ヘビトンボの卵塊』と判明した代物です。

どうしておいたらよいのか分からないながらも、
プラケースに半分ほど水を入れ、
卵塊のついた葉ごとふたにはさんでラボ内に置いていたのでした。
これからどのようにすれば無事に育ってくれるんだろうと不安ですが、
手探りで挑戦しようと思います。

あんなにたくさんいたモリアオガエルはすっかりいなくなりました。
鳴き声すら聞こえませんでした。
季節は着実に進んでいます。

次の主役はカブトでしょうか。
開館3時間30分。はるばる仙台から、清水さんの電話の声。
「そろそろカブトが出る頃なので、網舎の中のカゴにパイナップルを入れておいて下さい。
来週には行きますから」

早速、パイナップルの半切 6個を設置しておきました。
清水さんが来る6月17日(金)には、
せめて一頭のカブトがパイナップルでお食事中だといいですね。

勝山教育長さんがお孫さんとお見えになったのを皮切りに、
土曜日にしては珍しく、午前中から次々と来館者がありました。
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リピーターのご家族が多く、
しかも長時間滞在していかれる方が圧倒的に多かったように思います。
ありがたいことです。
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「もう一回行こうか」とか、「もう少し遊んで帰ろうか」と、
たとえ時間つぶしだとしても、飽きられてはいないのではないかと思うと、
会員各人各様の思い思いの「手づくり感」や
「自由な表現」の賜物かなと自画自賛したいような気になりました。

それだけに、道路への飛び出しによる交通事故や、
ヘビに噛まれる、
ハチに刺されるなどの事故を防ぐ配慮も同時に必要不可欠だなと気を引き締めました。

外ではニホンイモリが産卵し
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スミナガシの幼虫が、こんなに大きくなりました。
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(報告、一日館長:野村智範 )
by konchukan1 | 2015-07-12 22:37 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)