佐用町昆虫館オフィシャルブログ


by konchukan1

11月25日(木)の昆虫館

佐用小学校の3年生43人が来館されました。
担任の男女2人の先生と。それも「道徳」の時間として!?

この日担当の三木です。

夏のNHKの放送で「虫の命と交換に、学ばせてもらっているのやから」という
私の発言に、子ども達の大好きな虫を通して命の大切さを!と、
授業を計画されたそうです。

授業は来週にあるのですが、
「まずは、昆虫館に行こう」と言うことになったそうです。

午前9時45分に到着。
狭いラボにイスを並べて座ってもらいました。
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こんな調子です。
むしのおっちゃんは、色紙を取り出し、
みんなの好きな虫を切り出しました。クワガタです。
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うまく切れると、拍手してくれました。
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とても、うれしかったです。
こんなのです
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色紙のクワガタと、本物の生きたニジイロクワガタを比べ、
虫も人間も、それぞれに一つしかない命を見詰めました。

次に、「標本が、なぜ大切か」ということ。ニジイロクワガタはオーストラリアの虫だが、
仲間が遠く離れた南アメリカにもいることが分かった。
「なんで太平洋を挟んで同じ仲間がいるのかな?」と問いかけると、
一人の女の子が「大陸が動いたから」と答えてくれました。
びっくりしました。
標本が大陸移動説を補強したという、
とても難しい課題がみんなの胸に、すっと入っていきました。

また、30年前に佐用町内で採れたオオヒカゲやウスイロヒョウモンモドキの標本を前に、
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今はもう町内には居なくなったが、かつては飛んでいた。
たった一つの標本が「命」の証しになっていることを知ってもらいました。

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昆虫館が昨夏の災害から、どう立ち上がったかも。
みんな、自分の経験と重ねながら、真剣に聞いてくれました。

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災害を乗り越え、育つカブトムシの幼虫や、
さまざまな標本を熱心に見てくれました。
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男の子はクワガタやカブトが大好き。
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大きなスズメバチに興味を持った子も。
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それを絵に描きました。
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地元の保育園の子ども達も飛び入り。
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昼前、佐用小のみんなは元気にバスで帰りました。
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楽しいひと時をありがとうございました。


一方、午前11時過ぎからは、瑠璃寺恒例の「干支の大絵馬」の披露。
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仏事が行われ、
報道陣も。
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来年は兎。絵馬には「兎起鳧挙」と書いてありました。
「ときふきょ」と読むそうです。大江ご住職に教えてもらいました。
意味は、兎(ウサギ)は素早く起き、鳧(カモ)は直ぐに挙がる(飛び立つ)ということで、ウサギも、カモも、さっと行動するということの例えだそうです。ちなみに今流行の漢字検定では1級の課題です。
来年は、早く起きて、大いに跳躍したいものです。

昆虫館の西を流れる寺谷川の工事が進んでいます。
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すでに南側から堰堤が築かれ、
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河床の土砂は、ダンプで搬出。

ところで11月21日(日)に、斎藤、岡田、中瀬さんが改修したほたるピカピカ池は、一部でコンクリが乾き、底には、いつもより多くの水が溜まっていました。
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楽しみです。

相変わらずの落ち葉の山
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クワが美しく黄葉していました。
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次は、12月9日(木)、カツラやチャンチンの大木の輪切り作業の予定です。

(文責・むしのおっちゃん三木進)
by konchukan1 | 2010-11-26 16:24 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(0)