佐用町昆虫館オフィシャルブログ


by konchukan1

10月31日の昆虫館

その日が来ました。

昆虫館を再開し、災害を乗り越え、やっと丸1年を締めくくる日です。

「むし納め」。

その日にふさわしいネーミングです。

午前8時半、昆虫館を開け、会場の「むしむし広場」で設営開始。

すでに三河ふれあいセンターのセンター長・吉田さんが、とれとれ新鮮野菜の店開き。
白菜に、ナス、ニラ、新米と船越の恵みです。

会員の清水兼男さんも、新米と小芋を即売。

午前10時ごろから、ぼつぼつと懐かしい顔が増えていきました。

メーンイベントの「人と虫の写真コンテスト」は、今年の昆虫館の展示責任者・高橋さんが春に呼びかけ、ついに表彰式を迎えました。
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(photo by 高橋)まずは、呼び込み。

表彰される人たちも集合。
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みんなが周りを囲んで、順次発表。

大賞の受賞者は、清水哲哉さん。
タイトルは「ミヤマクワガタvs1日館長」。
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内藤理事長から、表彰と記念品が贈られました。


「こっ、これが大賞の作品だ!」
ジャーン!
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質問 ミヤマクワガタにアップでピンが来ているのに、なんで後ろの1日館長の名札「さいとう やすひこ」が読み取れるのか。どんなカメラか、清水さん、解説してください。後塵を拝することになった、三木のひがみです。カメラに仕掛けがあるのでは、と。

「やらせやー」と、非難ごうごうの中、三木も受賞。
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「表彰なんて何年ぶりやろ」

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こどもさんたちの受賞には、盛大な拍手が!「はずかしいなあー」


続いて、虫の「育て親」を募りました。
久保さんがチョウやガの蛹、カブトの幼虫などを、子ども達に託し、
来春、成虫になったら一緒に昆虫館に持って来てもらうという作戦です。

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みんな次々に名乗りを挙げました。丁寧な飼育のコツも勉強しました。

プロの茂山さんが、ここぞとばかりカメラを向ける。
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側で高橋さんが、撮ったのがこの一枚。
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(photo by 高橋)「カブトムシ育てるよ!」

その横では、フェイスアートが人気。
アートスクールの岸本先生と4人の若き才能、
近藤画伯、デザイナーの清水さんが会場を一気に明るくしてくださいました。
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「私のほっぺ、どう!」

アップで行きます。ただし、そふとフォーカス!
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木の実の工作も大好評。金子さんがアーティステックに指導。

最も人気だったのは、セカンドハンドの印籠式標本箱の即売。
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短時間で、すべて売り切れました。後から来た皆さん。ごめんなさい。藤原さん、来年もよろしくお願いいたします。

コーヒーも好評でした。
30人以上の皆さんに、買って、味わっていただきました。
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午前中、地元船越の田中区長さんらの尽力で、船越公民館で「ふれあいミニ喫茶」が開かれ、私達、むし納めの参加者も、とてもとてもお世話になりました。
予定していたカレーが間に合わず、みんなお腹を空かしていましたし、それにあの「おはぎ」の美味しかったこと。クセになりそー。


午後は、あいにく雨が降り出し、会場は昆虫館へ。

と、そこへ。
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(photo by 中瀬)「なっ、なんなんだ!」左端の苅田さんの驚いた表情に注目。

うーん?
レッカー車から降りてこられたのは竹田先生ではありませんか!
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「いやーっ!大変だったんだよ」(photo by 中瀬)

おにぎりパクパク広場では、八木先生が学生達と「焼き芋」に挑戦。
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原始の火を囲んで老若男女が盛り上がりました。相坂、近藤両理事長もなんか、しんみりと。

斎藤さんも大健闘し、何とかふっくらと。
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(photo by 中瀬)未来は若人のためにあります。山下、藤原、この写真を撮っている中瀬さん。他の多くの学生さんたちも一緒に、この2年間、本当にありがとうございました。災害から甦らせたのは、皆さんの志があったからです。


館内では、竹田先生がベトナムで調達してきた「干しガエル」を使ってスープが、
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(photo by 高橋)

むむむ!
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(photo by 苅田)



バングラデシュの留学生ナズニンさんのリードでカレーが作られました。
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(photo by 苅田)

ターメリック、クミン、唐辛子などの香辛料たっぷりの、ちょっぴり塩の効いたスパーシな一品でした。
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(photo by 苅田)


清水さん、小西さん、金子さんはじめ皆様、ご苦労様でした。そしてナズニンさん、本当にありがとうございました。

最後の特性・おじや。さて、中身は?
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(photo by 苅田)



この日の来館者は、姫路、神戸各20人、西宮13人など兵庫県勢72人、県外が大阪4人、奈良1人の総計77人でした。それに「同窓会」に集った正会員23人、その家族9人と愛犬1。
ほんとに皆様、盛り上げてくださってありがとうございました。


閉館後、八木先生のリードで来年に向けての打ち合わせが開かれました。
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(photo by 中瀬)


その様子をじっと見ていたのが、けなげにもなお生きようとするカブトムシでした。
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「僕の命は、やがて絶えても、春が来れば、またみんないっぱい甦ってくるからね」(photo by 高橋)

みなさん、ゆっくり冬眠しましょう。

あっ、冬眠中も、時々、誰かが出て、大掃除をします。手伝いに来てくださいね。

(文責 三木進、写真 クレジットのあるのは、高橋、中瀬、苅田、他は三木&幸子)
Commented by しみず at 2010-12-03 00:05 x
大賞をいただきありがとうございました。
たいへん、たいへん遅くなってしまいましたが、写真の解説です。

予めピントをレンズ前10センチぐらいに固定して、目測で撮影しています。
多少ずれてもピントが合うよう、撮影素子の小さいコンパクトデジカメの広角端で絞って撮影することで、非常に深い被写界深度を得ています。
おかげで名札まで読めてしまいます。
また、ストロボをピント位置で適正露出になるようマニュアルで焚いて、ブレをふせいでいます。
昆虫写真家の海野和男先生がよく使われる方法です。
Commented by むしのおっちゃん at 2010-12-03 18:53 x
清水さん、ありがとうございます。
これで昆虫写真の上級講師も揃いましたね。
初級は、三木が担当します。
中級は、刈田さんとか。
来年が楽しみです。
by konchukan1 | 2010-11-03 22:41 | 佐用町昆虫館日誌 | Comments(2)